(1)友田橋の付近（上流から） 東松山市今泉〜古凍
ここまで新江川は
用排水兼用として使われていて、随所にゴム堰や
揚水機場が設けられている。東松山市古凍と川島町正直の
境界に架かるのが友田橋。上を通る道路は国道256号線
の旧道であり、さらに古くは川越松山往還と呼ばれていた。
写真右端の樋管へは根岸沼からの排水が集められ、
新江川へ放流されている。
(2)根岸沼（南から） 東松山市古凍〜川島町正直
写真(1)から東へ400mに位置する長さ約250mの細長い沼
新江川ではなく、根岸沼が東松山市と川島町の境界と
なっている。根岸沼の周辺には明和六年（1769）建立の
橋供養塔を始め、水神など数多くの石仏が分布している。
(3)天神橋の付近（上流から） 東松山市古凍
写真(1)から200m下流。天神橋付近の右岸は孤立した段丘の
ような地形となっていて、右岸の高台には吉祥寺と八幡神社、
左岸の低地には天神宮がある。天神橋の名は天神宮に
由来するのだろう。
(4)古凍橋の付近（下流から） 東松山市古凍
写真(3)から600m下流。川幅は約38mへ広がる。
最下流部の左岸側は台地なので、渓谷のような景観と
なっている。左岸には東松山市環境センターが位置する。
写真の奥は国道257号線の新江川橋。
(5)新江川の終点（上流から） 東松山市古凍
写真(4)から300m下流。新江川は市野川の右岸へ
野本樋管（昭和9年竣工）を経由して合流する。
写真の手前が野本樋管と新江川、奥が市野川。
対岸では横見川（準用河川）が市野川へ合流している。