小山川の冠水橋 〜 埼玉県の冠水橋分布図 〜
小山川は、秩父郡皆野町を起点とし、児玉町、美里町、本庄市、岡部町、深谷市と北東に向かって流れ、
大里郡妻沼町で利根川の右岸に合流する。延長36Km、流域面積204Km2の利根川水系の一級河川。
前の橋(通称) - 周辺の風景 - 小山川、埼玉県本庄市西五十子(にしいかっこ)〜大里郡岡部町榛沢 左岸上流から (F6.0,33mm) 鋼桁橋(4スパン)、橋脚は鋼 建設:昭和48年(1973) 全長約35m(歩測)、幅2.9m、欄干高0.8m 前の橋(通称)は小山川と男堀川の合流地点に架けられた橋。 本庄総合公園と身馴川橋梁(JR高崎線)の間の河川敷に位置する。 正式な名称はないようで、本庄市の橋梁台帳では無名橋となっている。 頻繁ではないが、冠水して渡れなくなることもあるという。 岡部町側からの、この橋へのアクセス方法は、ちょっと変わっている。 一般的な冠水橋では、堤防に設けられた取り付け道路を使い、 堤防を乗り越えて、河川敷に入るのだが、小山川の右岸堤防には 取り付け道路はない。堤防には通行用の切り欠きが設けられている。 - 前の橋の詳細 - |
無名橋 - 周辺の風景 - 男堀川、埼玉県本庄市西五十子(にしいかっこ) 右岸上流から (F3.5, 30mm) コンクリート桁橋(3スパン)、橋脚はコンクリート 建設:昭和41年(1966) 全長約18m(歩測)、幅2.5m、欄干高0.6m 前の橋(通称)の北側、男堀川に架けられた橋。 以前は木の橋であったが、旧橋は洪水で流出してしまったそうである。 しかし、地元選出の国会議員、荒船清十郎の鶴の一声によって、 あっという間に現橋が建設されたという。奇しくも、これは荒船清十郎が 運輸大臣を引責辞任した年である。(JR高崎線の深谷駅に 急行を停車させるように、当時の国鉄に働きかけたことが原因) この橋と前の橋は、への字型に造られたニ連の橋のように見える。 都幾川と越辺川の合流地点に架かる2つの冠水橋の関係と良く似ている。 - この橋の詳細 - |
名称不明 - 周辺の風景 - 針ヶ谷排水路、埼玉県大里郡岡部町岡 右岸上流から (F8.0,150mm) コンクリート桁橋(1スパン) 全長約10m(歩測)、幅2.6m、欄干なし この橋は針ヶ谷排水路が小山川(利根川の支流)に 合流する箇所に設けられている。 小山川の河川敷にある農地へ行くための農道橋だと思われる。 わりと頻繁にワゴン車や普通車が通行している(釣り場を求めてかな) 写真上部は、旧中山道の滝岡橋(昭和3年竣工、鋼桁橋、煉瓦橋台)。 滝岡橋を渡った小山川の左岸は、埼玉県本庄市。 - この橋の詳細 - |