木の橋(11)  [木の橋の一覧

 

 名称不明  - この橋の詳細 -

 日野沢川、埼玉県秩父郡皆野町下日野沢  上流から

 木桁橋、2スパン、桁と橋面が木製
 長さ15.5m、幅1.5m、欄干なし

 全福寺の南側、日野沢川に架かる歩行者専用橋。
 右岸側のスパンは径間が左岸よりも長く、
 
方杖ラーメン橋のような独特な外観をしている。
 3本の丸太を主桁として、上部に板を打ちつけた橋面である。
 橋脚は石を組み合わせてあるが、
 内部はコンクリートだと思われる。

名称不明  名称不明  - 周辺の風景 -

 都幾川、埼玉県比企郡都幾川村西平  上流から

 木桁橋、2スパン、桁と橋面が木製
 長さ20m(推定)、幅1.2m、欄干なし

 諸倉橋の下流、上サ(かさ)スケート場付近に架かる橋。
 この橋は都幾川が増水した場合、簡単に桁が
 外れてしまいそうだが、その対策は施されていない。
 厳密には流れ橋とはいえないかもしれない。
 2本の丸太を主桁として、上部に板を打ちつけた橋面である。
 コンクリート製の橋脚は真新しい。

無名橋  無名橋  - 周辺の風景 -

 葛川、埼玉県入間郡毛呂山町市場 上流から

 木製の桁橋(1スパン)、全長 7.5m、幅 0.95m

 葛川は高麗川の支線、毛呂山町葛貫付近が源流で
 高麗川の北側を並行して流れている。
 かつて葛川の周辺には、かなりの数の石橋が架けられていたようで、
 毛呂山町や坂戸市には、江戸時代に建立された石橋供養塔が
 数多く分布している。この地点から300m上流の埼玉平成高校の
 正門付近にも
石橋供養塔が残っている。
 この橋は農作業のための私設橋。
 主桁は直径20cmの丸太2本で、
 その上に長さ1m、一辺10cmの角材を9本配置し、
 角材の上に厚さ3cmの板を釘で打ち付けて橋面としている。

 名称不明  - 周辺の風景 -

 毛呂川、埼玉県入間郡毛呂山町滝ノ入 上流から

 鋼桁橋(1スパン)、橋面が木製
 全長7.9m、幅2.0m、欄干なし

 この橋は毛呂山町オートキャンプ場の上流500mに位置する。
 周囲は県立黒川自然公園であり、奥武蔵の自然が豊かに残る。
 毛呂川は荒川水系の一級河川。毛呂山町岩井で
越辺川に合流する。

 この橋は仮橋だと思われる。H型鋼を両岸に渡し、
 その上に木材を並べただけの単純な桁橋で、橋台はない。
 橋面の木材は、鉄道の枕木をリサイクルしている。

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