続・古い水門 (3)_ | (1) | (2) | (4) | (5) | (6) | (6a) | (7) | (8) | (9) | (10) | 続・古い水門の一覧 |
荒川から取水している大里用水(六堰用水)の導水路には、
昭和初期の農業土木事業で建設された古い水門が数多く残っている。
貧しい時代ではあったが、当時の土木技術者は創造力を駆使して、豊かな意匠の構造物を創出している。
↑沈砂池入口の水門(下流から) 埼玉県大里郡川本町菅沼 六堰頭首工で取水された用水は荒川の左岸をトンネルで 運ばれ、2Km下流の沈砂池に導水される。 この水門は沈砂池の入口に設けられたもの。→詳細を見る |
↑沈砂池出口の水門(上流から) 埼玉県大里郡川本町菅沼 沈砂池末端に設けられた水門。大里用水は再び、暗渠となる。 沈砂池の右岸側には余水吐を兼ねた排砂閘門が設けられていて、 余った水と土砂は再び荒川へ戻される。→詳細を見る |
↑暗渠の出口(下流から) 埼玉県大里郡川本町明戸 沈砂池から2Km下流、熊谷市との 境付近で暗渠の区間は終了する。 |
↑江南サイフォンの呑み口(下流から) 埼玉県熊谷市川原明戸 六堰用水のうち、吉見堰用水と御正堰(みしょう)用水は、 荒川の右岸側の地区をかんがいする。江南サイフォンは、 これらの用水を送水するための施設であり、荒川の下を 伏越で横断している。明戸サイフォンとも呼ばれる。→詳細を見る |
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