石の橋 (その2)   [石橋の一覧

名称不明の石橋  名称不明

 旧・元小山川、埼玉県本庄市千代田三丁目

 左岸上流から (F4.7,38mm)
 石の桁橋、2スパン
 長さ7.5m、幅1.8m、高さ1.5m  明治中期に建設?

 旧・元小山川の清水橋の上流50mに位置する歩行者専用橋。
 元小山川の小島六丁目から中央二丁目の約1Kmの区間は、
 河川改修により、現在では親水公園になっている(水辺の散歩道)
 この橋は建設当時のままの姿で、親水公園内に残されている。

 - この橋の詳細 -

筑波見橋  筑波見橋

 新堀、埼玉県大里郡岡部町岡

 上流から (F5.0, 38mm)
 石の桁橋、1スパン
 長さ2.0m、幅6.7m  明治32年(1899)3月竣工

 この石橋は、国道17号の深谷バイパス岡交差点から
 北へ200mの地点、旧中山道が新堀(農業用水路)を
 跨ぐ地点に架けられている。ここから200mの北では旧中山道は
 
滝岡橋(鋼桁、煉瓦橋台)で小山川を渡る。
 筑波見橋は欄干の天端まで道路舗装で埋っているが、
 それ以外は建設当初の形態を留めているようだ。

穂波橋  穂波橋
 埼玉県大里郡岡部町岡

 上流から (F3.3, 38mm)
 石の桁橋、1スパン
 計測データ紛失(^^;)  明治31年(1898)12月竣工

 この石橋は筑波見橋から南へ200mの地点、岡の百庚申の脇にある。
 筑波見橋と構造、寸法、竣工年がほぼ同じである。
 穂波橋の上は旧中山道、下を流れる川は、
 福川(利根川水系の一級河川)の水源となっている。
 旧中山道を、この橋から東(深谷方面)へ300m進むと、
 
岡の煉瓦橋(煉瓦造りのアーチ橋)がある。

 - 穂波橋の詳細 -

禊橋  禊橋 (みそぎ)
 埼玉県大里郡花園町永田

 上流から (F5.0,50mm)
 石の桁橋、1スパン
 長さ1.6m、幅3.2m  明治45年(1912)3月竣工

 永田八幡大神社の参道入り口、農業排水路に架かる石橋。
 神社の神橋として架けられたのだろう。
 現在は桁がコンクリートで改修され、本来の形態は
 保っていないが、石橋だった頃の名残りの欄干(高さ30cm)が
 現存している。欄干の側面には橋名と竣工年が刻まれている。

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