芭蕉の句碑 荒川流域(大里郡) (秩父郡)(熊谷市、北足立郡)(入間郡)(比企郡)(小川町)
利根川の沿線:(本庄市、美里町)(深谷市)(妻沼町、熊谷市)(行田市)(羽生市、加須市)(北葛飾郡)(大泉町、千代田町)
撮影地:埼玉県大里郡寄居町、花園町、川本町、江南町
(1)大里郡寄居町富田 不動寺 明治十七年(1884)五月 春もやや けしきととのふ 月と梅 四世夜雪庵金羅 男衾郡富田邨不動精舎内翁碑 不動寺は東武東上線の男衾駅から南へ 600m、線路際に位置する。 高さ165cm、幅66cm |
(2)大里郡花園町荒川 聖天堂 慶応三年(1867) 川上と この川下や 月の友 聖天堂は寿楽院の南側に位置する。 荒川のすぐ近くに聖天堂は位置するので、 句碑はこの地にふさわしい内容となっている。 高さ109cm、幅62cm |
(1)大里郡川本町畠山 重忠公史跡公園 昭和五十二年(1977)十一月 むかしきけ 秩父殿さへ すもうとり 重忠公史跡公園には畠山重忠の墓と 館跡がある。句の秩父殿とは怪力で 知られた畠山重忠のこと。 高さ98cm、幅63cm |
(2)大里郡川本町長在家 稲荷神社 万延二年(1861)十月 春の夜や 籠り人ゆかし 堂の隅 稲荷神社は参道の敷石に石臼が並べられて いるので、石臼稲荷ともいう。かつて川本町では 荒川の船水車による製粉が盛んだった。 高さ132cm、幅36cm |
(1)大里郡江南町野原 文殊寺 昭和五十年(1975)九月再建 はつしぐれ 猿も小蓑を ほしげなり 文殊寺は和田川の左岸、丘陵に位置する 句碑は本堂の南側、山林の中にある。 高さ120cm、幅66cm |
(2)大里郡江南町野原 文殊寺 文化十三年(1816)十月 芭蕉翁塚 五道庵建 句碑のさらに南側に立つ。 これはいわゆる芭蕉塚である。背面には 芭蕉の略歴が長文で記されている。 |
参考文献: 芭蕉句碑を歩く、小林甲子男、さきたま出版会、1983
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芭蕉の句碑:荒川流域(秩父郡)(大里郡)(熊谷市、北足立郡)(入間郡)(比企郡)(小川町)
利根川の沿線:(本庄市、美里町)(深谷市)(妻沼町、熊谷市)(行田市)(羽生市、加須市)(北葛飾郡)(大泉町、千代田町)