芭蕉の句碑  利根川沿線:(北葛飾郡) 本庄市、美里町)(深谷市妻沼町、熊谷市)(行田市)(羽生市、加須市)(大泉町、千代田町
           荒川流域:
秩父郡)(大里郡)(熊谷市、北足立郡)(入間郡)(比企郡)(小川町

 撮影地:埼玉県幸手市(さって)北葛飾郡杉戸町、庄和町


 
幸手市北一丁目 聖福寺
 幸手市北一丁目 聖福寺
 平成十五年(2003)秋彼岸
  幸手を行ば 栗橋の関  芭蕉
  松杉を
 はさみ揃ゆる 寺の門  曽良
 聖福寺の参道入口に建てられた新しい句碑。
 参道入口は日光街道に面している。
 江戸時代には歴代の将軍や天皇の例弊使が
 日光道中のおりに、聖福寺で休憩をしている。
 曽良の句の[寺の門]とは聖福寺の勅旨門を
 指しているとの説がある。


 杉戸町杉戸四丁目 厳島神社
 北葛飾郡杉戸町杉戸四丁目 厳島神社
 建立年不明
  八九間 そらに雨ふる 柳かな
 河原橋(大落古利根川)の左岸には
 厳島神社(浅間神社)が鎮座する。
 境内には富士講の築山があり、その
 岩山の中にこの句碑がある。
 高さ76cm、幅53cm。
 芭蕉はいわゆる奥の細道の最中に
 ここ杉戸宿に滞在している。
  庄和町西親野井 不動堂
  北葛飾郡庄和町西親野井 不動堂
  明治三十年(1897)初夏

   名月の 花かと見えて わた畠
  不動堂は江戸川の右岸堤防に隣接する。
  この句碑は本堂の北、杉の木の下にある。
  句の下部には芭蕉の線画。
  背面には地元の俳人11人の句が
  刻まれている。彫工 森亀鶴
  高さ111cm、幅57cm。

参考文献: 芭蕉句碑を歩く、小林甲子男、さきたま出版会、1983


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