洋館 (その2)_  福岡市赤煉瓦文化館、大分銀行 赤レンガ館、岩手銀行 中ノ橋支店、JR東京駅   洋館の一覧


 福岡市赤煉瓦文化館
↑福岡市赤煉瓦文化館 (福岡県福岡市)
 竣工:明治42年(1909) 設計:辰野金吾
 国の重要文化財。旧日本生命保険(株)
 九州支社
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赤煉瓦文化館の詳細
   大分銀行赤レンガ館
  ↑大分銀行
 赤レンガ館 (大分県大分市)
   竣工:大正2年(1913) 設計:辰野金吾
   旧第二十三銀行。JR大分駅に隣接する典型的な辰野式だが、
   綺麗に修復されすぎていて、違和感がある(特に煉瓦の質感)。

 岩手銀行中ノ橋支店
↑岩手銀行
 中ノ橋支店 (岩手県盛岡市)
 竣工:明治44年(1911) 設計:辰野金吾、葛西萬司
 国の重要文化財。旧盛岡銀行本店として建築された。
 建設当初の形態をほぼ完全に残し、現在も銀行として
 使われている。銅葺きのドーム(緑色)、壁に水平に
 配置された花崗岩(白色)、壁体の赤煉瓦が織り成す、
 色彩は派手だ。ルネサンス風の様式は豪華絢爛。
 設計者の一人、葛西萬司は地元、盛岡市の出身。
 東京大学では辰野金吾に師事した。

   JR東京駅
  ↑JR東京駅 (東京都千代田区)
   竣工:大正3年(1914)、大林組 設計:辰野金吾、葛西萬司
   国の重要文化財。正式名は中央停車場、全長335m。使用煉瓦数は
   約840万個で日本最大の煉瓦建築物(鉄骨煉瓦構造の3階建)だ。
   東京大空襲で一部が炎上したために、部分的に2階建、
   左右のド−ムの丸い屋根が四角い屋根へと修築されている。
   竣工は大正時代だが、設計は明治43年に完了していた。
   東京駅の内部に使われている煉瓦には[
上敷免製]の
   刻印があること、基礎コンクリートの下で重量7万トンの東京駅を
   支えているのが、松杭(木の杭)であることは、あまり知られていない。   

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