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 名称不明
↑名称不明 
栢間赤堀川、埼玉県南埼玉郡菖蒲町小林
 昭和10年(1935)前後に建設?
 栢間赤堀の右岸に設けられた排水樋門。
 おそらく、
赤堀川の改修事業で建設されたものだろう。
 基礎コンクリートが露出しているが、下には木杭が
 使われていると思われる。
 渋い造形が周囲の農村景観に、はまりすぎている(笑)。
  山口堰
 ↑山口堰 栢間赤堀川、埼玉県南埼玉郡菖蒲町下栢間
  昭和8年(1933)建設(銘板あり)。
  赤堀川の改修事業で建設されたもの。
  栢間赤堀に設けられた唯一の取水堰である。
  重厚なデザインの堰柱と独特な形状の階段が特徴。
  下流側には橋(一般道)が併設されている。
  ゲートは建設当初のものではなく、交換されている。

 中落堰
↑中落堰 栢間堀、埼玉県南埼玉郡菖蒲町柴山枝郷
 昭和10年(1935)3月竣工(銘板あり)
 三十六間伏越の呑み口側に設けられた制水門。
  素朴で端正なデザインだが、
 門柱上部に設けられた欄干が印象的である。
 ゲートは最新型に交換されているようだ。

  三十六間伏越の吐き口
 ↑三十六間伏越の吐き口 
隼人堀川、埼玉県南埼玉郡白岡町柴山
  三十六間伏越は
野通川見沼代用水の下を栢間堀を横断させる施設。
  その起源は江戸時代まで遡れるようだが、現施設は昭和10年前後に
  改修されたものであろう。栢間堀はここから隼人堀川へ名前を変える。
  吐き口の平面形状は曲面を多用していて、上空から見るとΩの形をしている。
  天端は笠石風に仕上げられているが、面壁天端には波状の意匠が施されている

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