古そうで新しい橋 (その5) [古そうで新しい橋の一覧]
名称不明(備前堀八ヶ村落、埼玉県北埼玉郡騎西町正能) 鋼桁橋、1スパン、全長 7.7m、幅 6.0m 騎西町総合公園の北端、備前堀八ヶ村落に 架けられた歩行者専用橋。一見すると木の橋だが、 鋼製の桁橋(8主桁)で橋台はコンクリート製。 親柱(高さ96cm)と欄干(高さ80cm)、桁の側面は 和風の様式(意匠と質感)である。 備前堀八ヶ村落の左岸上流には、階段護岸が 施されていて水辺へ降りられるようになっている。 |
青淵橋(せいえん、清水川、埼玉県深谷市血洗島) RC桁橋、1スパン、全長 16m(歩測)、幅 8.8m 平成16年3月竣工 渋沢栄一の生家の北側、清水川に架かる歩行者専用橋。 青淵とは深谷市出身の実業家、渋沢栄一(1840-1931)のこと。 清水川は近年、洪水対策として本格的な河川改修が 行なわれているが、新たに架け変えられた橋は、皆どこかが 煉瓦調となっている。青淵橋は和風のデザインだが、 橋台の表面には煉瓦(タイル)が貼られている。 親柱と欄干、桁の側面に設けられた桁隠しは木製である。 |
西浦橋(通殿川、埼玉県大里郡大里町中曽根〜津田) コンクリート桁橋、1スパン、全長18m(歩測)、幅 3.0m 大里町役場と大里生涯学習センターを結ぶ歩行者専用橋。 通殿川は和田吉野川の支川。ここから2Km下流で 和田吉野川の左岸へ合流する。西浦橋には桁の側面と 橋面に擬石調の装飾が施されている。 欄干(高さ1.1m)は鋼製。 |
安土堂橋(文覚川、埼玉県比企郡吉見町荒子〜飯島新田) RC桁橋、1スパン、全長 12m(歩測)、幅 6.5m 平成16年1月竣工 安土堂は、あんぢつどうと読む。左岸にあるお堂の名前である。 安土堂橋はごく普通の床版橋であるが、欄干は和風の意匠で、 朱塗りの柱の上には金色の擬宝珠(ぎぼし)が設けられてている。 班渓寺橋(都幾川、埼玉県嵐山町鎌形)とよく似ている。 |
戻る:[橋のメニュー] 古そうで新しい橋:[その1][その2][その3][その4][その5][その6][その7][その8][その9][その10][その11][その12]