続々・水辺の神様 (その16)_ 続々・水辺の神様の一覧

古利根川の周辺(その1)

 庚申塔(三猿)
 庚申塔(三猿) 
古利根川(左岸)
 北葛飾郡杉戸町下高野、永福寺
 本堂の裏に祀られている。
 寛文六年(1666)二月 庚申供養所
 二鶏。高さ73cm、幅36cm。
  水神宮
  水神宮 古利根川(右岸)
  南埼玉郡宮代町百間一丁目
  河原橋の右岸橋詰、道路際の塀の脇に
  嘉永六年の馬頭観音と共に祀られている。
  自然石板碑型の水神宮で、背面に
  建立年等が刻まれていると思われるが
  判読は不可能。高さ69cm、幅40cm。
  水神宮
  水神宮 古利根川(左岸)
  北葛飾郡杉戸町清地一丁目、近津神社
  近津神社には神橋の付近に2基の水神宮が
  祀られている。写真中央の物は明治四年(1871)
  前田勘右衛門と刻まれている。写真奥には
  文久二年(1862)六月
 上清地村講中
  願主
 油屋重左エ門の水神宮がある。
  なお、近津神社には金山大権現と雷電宮の祠もある。

 庚申塔(青面金剛)
  庚申塔(青面金剛) 古利根川(左岸)
  北葛飾郡杉戸町堤根、馬頭院
  寛文十二年(1672)二月。
  青面金剛(2手)、三猿、二鶏
  日月はなし、高さ158cm、幅60cm。

  庚申塔(地蔵)
  庚申塔(地蔵) 古利根川(左岸)
  北葛飾郡杉戸町堤根、九品寺
  寛文九年(1669)十月 奉造立為庚申供養
  地蔵菩薩尊 武州幸手領堤根村
  高さ152cm、幅40cm。

  水神社
 水神社 古利根川(右岸)
 南埼玉郡宮代町川端三丁目、川端集会所
 笠原沼落が古利根川へ合流する地点から
 100m上流に祀られている。
 この付近にはガッタの渡と呼ばれた渡船が
 運行していたので、その関係者が水運の安全を
 祈願して建立したものだろう。
 明治三十二年(1899)十月 堤根、小渕、
中島地区などの23人の氏名。高さ75cm、幅57cm

 弁財天神
  弁財天神 古利根川(左岸)
  春日部市藤塚、香取神社
  社殿の東側に大杉神社などと共に
  祀られている。
  藤塚橋の前身も渡し(渡船)である。
  昭和十五年(1940)一月 田中直次郎、
  他一名
  高さ60cm、幅27cm。

  水神宮
  水神宮 古利根川(右岸)
  春日部市備後東四丁目
  備後排水機場の東側、中集会所の脇に
  祀られている。この付近には地蔵坊の渡しが
  あったので、水運の安全祈願だろう。
  文化十年(1813)十一月
  高さ68cm、幅20cm。


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