石仏、水辺の神様 (その3)_ 水辺の神様の一覧

元荒川(その2)

 道祖神
 道祖神 元荒川(右岸)、三嶋神社
 北足立郡吹上町明用(みょうよう)
 文久元年(1861)六月建立。
 今も信仰があるようで、草鞋の
 代わりに靴が供えられている。
 三嶋神社には
塞神が4基ある。
  水神宮 弁財天
  水神宮 弁財天  元荒川(右岸)
  埼玉県北足立郡吹上町前砂(まえずな) 
  三ツ木堰の上流右岸、元荒川の右岸堤防上、
  木の根元に祀られている。
  水の神様(水神宮と弁財天)が同居した祠。
  側面には文久三年(1863)建立、
  願主 大森鳥蔵と記されている。
  塞神(道標)
  庚申塔(道標) 元荒川(右岸)
  北足立郡吹上町前砂、氷川神社
  享和三年(1803)
  高145cm(台59cm),幅36cm,奥33cm 
  左面(右)是与里/三木山王みち
  三木山王とは三ツ木神社(鴻巣市三ツ木)

 宇賀神と雷神社
 宇賀神と雷神社 元荒川(左岸)
 埼玉県北足立郡吹上町袋(ふくろ)
 袋神社の境内。右が宇賀神、
 左が雷神社。
 宇賀神とは神道系の豊饒の神である。
 寛政九年(1797) 寄進惣村中
 願主1名、世話人4名

  道祖神
 道祖神 元荒川(左岸)
 埼玉県北足立郡吹上町袋
 三ツ木堰から北へ250m、西福寺と
 消防学校の間の路肩にある。
 高さ48cm、幅24cmと小さい。
 明治三十年(1897)五月建立

  馬頭観音(道標)
  馬頭観音(道標) 元荒川(右岸)
  鴻巣市三ツ木(みつぎ)、三ツ木自治会集会所
  天保五年(1834)
  高103cm(台25cm)、幅35cm、奥25cm
  塔右面:(下)山王道(山王とは200m南東の三ツ木神社)
  台左面:(中央)ぎやうた(行田)
  塔左面:建立の経緯。碑文中の土橋とは、おそらく
  150m西の
笹原橋(元荒川):古レールのアーチ橋

 道祖神
 道祖神 元荒川(右岸)
 埼玉県鴻巣市三ツ木、三ツ木神社
 天明年間(1780年頃)の建立。
 路傍にあったものを、ここへ移した
 可能性が高い

  辯財天
  辯財天 
元荒川(右岸)
  埼玉県鴻巣市市ノ縄、八幡神社
  元荒川と新谷田用水(流末は赤堀川)の間に
  位置する八幡神社の境内。高さ80cm、幅27cm。
  頂部には笠が付けられ、辯財天の文字の上には
  辯財天の像(琵琶を持つ)が浮彫りされている。
  側面には弘化二年(1845)十一月建立、氏子中

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 元荒川(左岸)
  鴻巣市安養寺(あんようじ)、県道77号交差点
  享保十三年(1728)
  高81cm、幅41cm、奥18cm
  青面金剛立像(6手合掌、2鶏、3猿、
  手で掲げているのが日月?)
  右面:是よりみき かうのす道
  左面:これよりひた里 い王つき(岩槻)道

 地蔵(道標)
 地蔵(道標) 元荒川(左岸)
 鴻巣市安養寺、安龍寺
 元禄九年(1696)
 高170cm(台47cm)、幅31cm、奥19cm
 台裏面(右)これよ里右△△道
 (左)これよ里左ゆ王つき(岩槻)道

  弁才尊天
  弁才尊天 元荒川(右岸)
  埼玉県鴻巣市鴻巣(こうのす)
  鴻巣市陸上競技場から西へ
  100mの耕地の中に立っている。
  建立年は不明
  高さ90cm、幅48cmと大きい。

  観音(道標)
  観音(道標) 元荒川(右岸)
  鴻巣市鴻巣 郷地端の右岸、市道の脇
  安永三年(1774)
  高146cm(台16cm)、幅30cm、奥22cm 
  台右面(右)い王との(岩殿)
  (注)形態は如意輪だが、観自在菩薩と
  刻字されているので、十二面観音か?

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