石仏・水辺の神様 (その12)_ 水辺の神様の一覧

荒川 古い庚申塔1

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 青面金剛
↑青面金剛 荒川(右岸)
 大里郡大里町小八林、大福寺
 大福寺は大芦橋の右岸橋詰から南西へ
 300mに位置する。寛文九年(1669)
 六臂の青面金剛、ショケラ、三猿、二鶏
 下部に6名の名前 高さ142cm、幅56cm
 同所には貞享二年(1685)の青面金剛
 (2手)、女人講(20数人)が造立した、
 宝暦十二年(1762)の庚申供養塔
 (主尊は地蔵)もあり。
  青面金剛
 ↑青面金剛 荒川(左岸)
  北足立郡吹上町明用、観音寺
  寛文三年(1663)二月 為庚申???
  六臂の青面金剛、一鶏、一猿。下部に
  10名の名前。高さ124cm、幅52cm。
  青面金剛を主尊とした庚申塔では
  県内最古の部類。脇には明和元年
  (1764)銘の庚申塔があるが、
  女人講が造立したもので、主尊は如来。
  三猿と日月も彫られている。
  青面金剛
 ↑青面金剛 荒川(左岸)
  北足立郡吹上町明用、本覚院跡
  小谷小学校から北西へ250mの地点。
  数体の石仏と共に祠の中に祀られている。
  寛文十一年(1671)三月 武州足立郡
  三町免村 世話人が7名?、台座には
  8人の名前(苗字なし)。六臂の青面金剛
  (合掌ではない)、二鶏、三猿、ショケラ、
  邪鬼。高さ106cm、幅41cm。

 三猿
↑三猿 赤堀川(左岸)
 鴻巣市上谷、氷川神社
 
赤堀川は元荒川の支川、荒川の左岸
 堤防から東へ1.7Kmの付近を流れる。
 寛文四年(1664)霜月 衆力十九人
 上谷村僧1名、苗字あり8名、女性9名
 三猿のみ、頂部に青面金剛の種子
 高さ123cm、幅51cm

  三猿
 ↑三猿 
荒川(左岸)
  鴻巣市本町八丁目、勝願寺
  勝願寺は旧中山道に面している。
  無縁仏の脇に祀られた5体の庚申塔の一つ。
  寛文三年(1663)十一月
  三面に一猿があり、三猿、一鶏。
  猿と鶏は線画。幅38cm×32cmの角柱で
  高さは121cm、頂部に笠。

  青面金剛
 ↑青面金剛 荒川(左岸)
  鴻巣市本町八丁目、勝願寺
  延宝四年(1676)十一月
  4手(非合掌)、日月、2鶏、猿は無し
  下部に30人の氏名。
  高さ139cm、幅55cm

 青面金剛
↑青面金剛 荒川(左岸)
 鴻巣市本町八丁目、勝願寺
 延宝八年(1680)十月
 6手(合掌)、日月、2鶏、3猿。日月を
 両手で掴んでいる。下部に同行11人の
 氏名。高さ124cm、幅50cm。

  青面金剛
 ↑青面金剛 荒川(左岸)
  鴻巣市本町八丁目、勝願寺
  延宝八年(1680)九月
  6手(合掌)、日月、2鶏、3猿。
  下部に14人の氏名。
  高さ136cm、幅56cm。
 

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