続・水辺の神様 (その0)_ 続・水辺の神様の一覧

市野川(その1)

 
 双体道祖神 市野川(右岸)
 埼玉県大里郡寄居町牟礼
 市野川の管理起点よりも上流、長昌寺
 から南東へ200m、県道274号線の脇。
 明和二年(1765)九月
 高さ54cm、幅28cm
  庚申塔
  庚申塔 
市野川(右岸)
  埼玉県比企郡小川町中爪、普光寺
  延宝五年(1677)八月 青面金剛待
  三?祈願 日月、2猿、2鶏
  高さ172cm
  弁財天
 ↑弁財天 市野川(左岸)
  埼玉県比企郡嵐山町太郎丸、淡州神社
  淡州神社は精進橋(市野川)から北へ
  300mに鎮座する。
  寛政十二年(1800)十一月
  太郎丸村巳待講中 高さ46cm、幅19cm

 弁財天
↑弁財天 市野川(左岸)
 埼玉県比企郡滑川町水房、炭カマ沼
 炭カマ沼は上市野川橋から北へ400mに
 位置する農業用ため池。弁財天は湖畔に
 祀られている。寛政三年(1791)六月
 水房村 高さ48cm、幅20cm

  高根辯才天姫神
  高根辯才天姫神 市野川(右岸)
  埼玉県比企郡滑川町月輪(つきのわ)
  月輪西荒井亜矢尻集会所の脇
  昭和二十八年(1953)九月
  高さ101cm、幅34cm

  地蔵(道標)
  地蔵(道標) 宝暦十二年(1762)
  比企郡滑川町月輪(西荒井)
  月輪西荒井矢尻集会所の北西
  台正面(中央右)東松山 (中央左)比企く王んおん
  台右面:(左)北,加田やくし/野原文殊/熊谷みち
  (注)加田やくし(加田薬師)は中尾の慶徳寺。
  高145cm(台34cm),幅33cm,奥28cm 

 石橋供養塔、巡礼供養塔、庚申塔
↑石橋供養塔、巡礼供養塔、庚申塔  
 
市野川(左岸)、埼玉県比企郡滑川町羽尾(はねお)
 市野川の左岸堤防から北へ100m、愛宕神社の
 付近の道路脇に祀られている。
 石橋供養塔:明治十六年(1883)九月建立。
 石橋供養塔とは石橋を建設したさいに、渡河の
 安全等を祈願して建てられたもの。
  →
 石橋供養塔について
 巡礼供養塔:文化七年(1810)建立。
 庚申塔:享保二十一年(1736)二月建立。

  辯才天
 ↑辯才天 市野川(左岸)
  埼玉県比企郡滑川町羽尾
  平堰の左岸下流100m、平集会所の
  西側に祀られている。
  享和三年(1803) 羽尾村平垣丁講中
  頂部の種子はソではなくウ。
  宇賀神と習合した弁才天である。

  
巳日需供養
 ↑巳日需供養 市野川(左岸)
  埼玉県比企郡滑川町羽尾
  延享三年(1746)十一月建立
  比企郡羽尾村?講中 廿人
  羽尾表集会所から西へ200mの町道の脇
  市野川の左岸から300m北。
  巳日は弁才天とほぼ同じで水の神様を
  信仰したもの。これも種子はソではなくウ。

 巳日待供養塔
↑巳日待供養塔 市野川(右岸)
 埼玉県比企郡滑川町羽尾
 元文五年(1740)三月
 比企郡羽尾村??下部に8名の名前。
 東上線の森林公園駅から北西へ300m
 両家橋(市野川)の上流、鹿島神社の
 参道に祀られている。像容は二頭の
 坐像、剣と宝珠を持ち、背景に鳥居。
 蛇の像はない。

  双体道祖神
 ↑双体道祖神 市野川(左岸)

  埼玉県比企郡滑川町羽尾
  滑川町指定有形文化財
  宝暦十年(1760)十一月 施主27人
  県道47号深谷東松山線の羽尾
  バス停から北へ20m。祠に入れられて
  祀られている。男女の神像が向かい
  合って手をつないだ像容。
  今も信仰が厚いようで、草鞋や靴が
  奉納されていて、ほほえましい。

  
弁才天
 ↑弁才天 市野川(右岸)
  埼玉県比企郡滑川町羽尾
  享保十八年(1733)九月
  羽尾村同行八人
  羽下橋から200m上流、市野川右岸の
  段丘崖上に祀られている。
  像容は鹿島神社の巳日待と同じで、
  二頭の坐像、剣と宝珠を持ち、
  背景に鳥居。蛇の像はない。

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