続・水辺の神様 (その10a)_ 続・水辺の神様の一覧

中川の周辺(4)

 水神宮 天地神
 水神宮 天地神
 中川(船渡橋の上流右岸)
 埼玉県北葛飾郡杉戸町並塚
 堤防つたいの旧道の路傍に
 祀られている。
 明治四十五年(1912)六月
 篠崎文右エ門
  庚申塔
  庚申塔 中川(船渡橋の下流左岸)
  埼玉県北葛飾郡杉戸町椿、松栄寺
  寛文八年(1668)十二月 奉造立為庚申
  下部に11人の氏名
  高さ112cm、幅46cm
  水天宮
  水天宮 中川(大榎橋の上流左岸)
  埼玉県北葛飾郡庄和町倉常、倉常神社
  倉常神社の扁額は愛宕社となっている。
  明治三年(1870)六月
  高さ47cm、幅34cm

 水神宮
 水神宮 中川(大榎橋の上流左岸)
 埼玉県北葛飾郡庄和町倉常
 香取神社の付近の路傍に祀られている。
 昭和十五年(1940)五月三日
 当字 新井清司 建立

  水神
  水神 
中川(安戸落の合流地点)
  埼玉県春日部市八丁目、向島稲荷神社
  碑の裏側には、明治巳巳庚午(1869〜
  1870年)の夏秋に古利根川が氾濫したこと、
  不動院野の三名が発起人となって
  この碑を建立した顛末が記されている。

  

 石仏群(水神宮、青面金剛、庚申塔、道標)
 石仏群(水神宮、青面金剛、庚申塔、道標)
 中川(新川橋の上流左岸)
 埼玉県北葛飾郡庄和町下柳
 新川橋(県道321号線)の旧橋は、現在の地点から
 約100m上流に架けられていたようである。
 架橋地点の右岸堤防には、寛延元年(1748)の
 庚申塔、左岸堤防には写真の石仏群が
 祀られている。写真の一番左側が水神宮。
 世話人14名の氏名と建立関係者だろうか、
 新川村11名、下柳村4名、永沼村1名の氏名が
 記されている。なお、県道321号線の路線は
 かつての金野井往還に相当する。 

  河童石
  河童石 
中川(旧流路、江戸川への
  合流地点) 北葛飾郡松伏町金杉
  元文元年(1736)建立。正式名は
  砥根河重蔬碑(とねがわじゅうそひ)、
  松伏町指定有形文化財。
  庄内古川の改修工事の竣工記念碑だが、
  地元では河童石と呼ばれ、水の神様として
  崇められているそうだ。

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