続・水辺の神様 (その11a)_ 続・水辺の神様の一覧

会の川の周辺(その2)

 地蔵(道標)
 地蔵(道標) 会の川(右岸)
 埼玉県加須市馬内(もうち)
 秋葉山(三空寺)の境内
 高98cm、幅38cm、奥24cm
 文化十四年(1817)七月
 正面:此方/加ぞ(加須)道
 左面:(左下)きさい道
 右面:(下)北 者にう(羽生)
 裏面:(下)此方ぎやう多”(行田)道
  庚申塔
 ↑庚申塔 会の川(右岸)
  埼玉県加須市馬内、延命寺
  会の川の右岸から南へ400m。
  笠付きの庚申塔。
  六臂の青面金剛、日月、二鶏、三猿。
  青面金剛の背後には日輪と思われる、
  二重の輪の印刻。
  寛文九年(1669)三月 馬内村
  高さ158cm、幅56cm(台座は含まず)
  道陸神
 ↑道陸神 会の川(右岸)
  埼玉県加須市馬内
  延命寺から東へ150mの路傍。
  道陸神はどうろくじんと読むこともある。
  寛延元年(1748)九月
  奉再興道陸神
 馬内村中
  高さ46cm、幅22cm

 舗石供養佛
 舗石供養佛 会の川(左岸)
 加須市不動岡、総願寺(不動尊)
 元文四年(1739)十一月
 全高5m以上、基壇は底部幅3.6m、
 奥3.4m、高さ2.8m。倶利伽羅不動の
 剣は鉄製(補強?)

  弁財天
 ↑弁財天 会の川(左岸)
  埼玉県加須市諏訪一丁目、諏訪神社
  合祀された金比羅社の脇にある。
  表面の磨耗が激しいために建立年は
  判読不可能。
  高さ41cm、幅19cm

  道祖神
 ↑道祖神 会の川(左岸)
  埼玉県加須市大門町
  諏訪神社の南側、国道125号線の
  歩道脇に祀られている。
  文化二年(1805)十二月

 水神宮
↑水神宮 会の川(右岸)
 加須市中央二丁目、千方神社
 
芭蕉の句碑の脇にある。
 昭和十六年(1941)二月
 井戸 水神宮 左側面に願主

  玉串 水神宮
 ↑玉串
 水神宮 会の川(右岸)
  埼玉県加須市東栄二丁目
  切所堰の上流右岸にある。
  嘉永元年(1848)四月建立
  武州埼玉郡久下邑 村々助力
  台座に村内講中 世話人21人

  水死者供養塔
 ↑水死者供養塔 会の川(左岸)
  埼玉県加須市睦町一丁目
  玉串
 水神宮の対岸に祀られている。
  左は合掌印を結んでいるので勢至菩薩だろうか。
  寛政十二年(1800)正月 三俣村一新田中
  右が水死者供養塔。昭和21年(1946)建立。

 庚申塔
↑庚申塔 会の川(右岸)
 埼玉県加須市久下三丁目
 県道152号線に面した六地蔵尊の中
 六臂の青面金剛(ショケラ)、種子、
 日月、邪鬼、三猿、二鶏。
 延宝三年(1675)十月 久下村
 願主7人 高さ122cm、幅49cm

  
 ↑道祖神 会の川(左岸)
  埼玉県加須市多門寺
  観音寺の大門から西へ50mにある、
  祠の中に祀られている。
  道祖神は足の神様だという、民間信仰が
  あるからだろう、祠の中にはワラジ!が
  奉納されている。高さ45cm、幅18cm
 

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標)
  加須市南篠塚、普門寺の参道
  享和三年(1803) 種子、青面金剛
  高119cm(台29cm)、幅38cm、奥37cm
  台右面(左)西/加そ道
  台左面(右)右/王しのミや(鷲宮)
      (左)左/くり者し(栗橋)

 水神宮
 ↑水神宮 会の川(右岸)
  埼玉県加須市南篠崎
  国道125号線の南側にある。国道の
  北側には会の川橋があり、端の下流には
  
肱曲堰(ひじまがり)が設けられているので
  そこから取水する用水に対する水神だろう。

  高さ135cm、幅42cm。
  嘉永五年(1852)三月建立。台座に願主と世話人
 

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