続・水辺の神様 (その5)_ 続・水辺の神様の一覧

栢間赤堀・赤堀川の周辺

 馬頭観音(道標)
↑馬頭観音(道標) 栢間赤堀(右岸)
 菖蒲町上栢間 幹線堀(栢間赤堀の
 源流)の右岸。宝暦五年(1755)十一月
 道標を兼ねる。台座に北 志やうぶ
 南をけがは 東 いはつき
 高107p(含む台座)、幅37p
  庚申塔(道標)
 ↑庚申塔(道標) 栢間赤堀(右岸)
  菖蒲町上栢間 神明神社の社叢林の東
  嘉永五年(1852)十一月
 下栢間村講中
  日月の陰刻、世話人名。道標を兼ね
  北 志やうぶ(菖蒲) きさい、南 をけがは
  200m西にある文化14年銘の庚申塔も
  道標を兼ねる
  庚申塔
 ↑庚申塔 栢間赤堀(右岸)
  菖蒲町下栢間、庚申塚
  一本木橋の右岸から西へ100mの地点。
  ここは下栢間と柴山枝郷の境界。
  享保四年(1719)正月

 
 小塚村 同行十人

 水神宮




 ↑水神宮 栢間赤堀の元荒川への合流地点
  左岸:菖蒲町柴山枝郷、右岸:蓮田市高虫
  写真は上流から。左が栢間赤堀、右が元荒川
  この水神宮は磨耗が酷く、建立年は判読不可能。
  水神宮の台座の下には、コンクリ−ト製の基礎が
  増設されている。


 
 庚申塔(道標) 新谷田用水(右岸)
 鴻巣市上谷(かみや) 集合(4体、祠)
 新谷田用水の流末が赤堀川となる。
 宝暦十年(1760)正月
 高91cm、幅42cm、奥25cm
 青面金剛(6手合掌、日月、邪鬼、2鶏)
 左面:左ハ毛とじく(元宿)みち
 右面:右ハ加うのす(鴻巣)みち

  
馬頭観音(道標)
  馬頭観音(道標) 赤堀川(右岸)
  鴻巣市下谷(しもや) 市道の脇
  単独(祠内) 状態:良
  文化十二年(1815)十一月
  高77cm(台17cm)、幅29cm、奥18cm
  台正面(右)南,江戸/河△
      (左)北,きさ△/者尓う(羽生)

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 斜落(左岸)
  鴻巣市下谷(しもや)、薬師堂 状態:良
  明和四年(1757)十一月
  高125cm(台12cm)、幅49cm、奥27cm
  青面金剛(6手ショケラ、日月、邪鬼、2鶏、3猿)
  左面(下)左江戸加王こへ(川越)道/右きさい道
  右面(下)是△△志やうぶ(菖蒲)/乃道

 馬頭観音(道標)
 馬頭観音(道標) 斜落(右岸)
 北本市深井五丁目、薬師堂
 (国道17号交差点南)
 嘉永五年(1852)上部に馬頭像
 高49cm,幅24cm,奥14cm 
 右面(下)右?加納天神道
 左面(右下)北かふのす/東きさい,道        

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 斜落(右岸) 
  北本市宮内五丁目
  (神外)県道311号交差点に単独
  元禄十年(1697)
  高118cm,幅38cm,奥22cm
  正面:右 かう能す(鴻巣)みち/
      左 い王つき(岩槻)みち
  右面:右 古川 きさいみち/
      左 川ごい(川越)みち 本宿みち

  地蔵(道標)
  地蔵(道標) 斜落(右岸) 
  北本市宮内五丁目、阿弥陀堂
  (県道311号脇) 状態:良
  宝暦三年(1753)
  高119cm(台28cm),幅34cm,奥21cm
  正面(右下)右川越江戸道

 弁財天
↑弁財天 
赤堀川(加納橋の上流右岸)
 埼玉県桶川市篠津
 篠津沼(鯉沼)のほとりに、天保13年(1842)に
 建立されたものだという。篠津沼とは桶川市篠津と
 鴻巣市常光の境にあった沼(大正期の耕地整理で消滅)。

   供養塔と地蔵(道標)
  ↑供養塔と地蔵(道標) 赤堀川、埼玉県桶川市小針領家
   赤堀川が元荒川へ合流する付近の右岸堤防(
備前堤)に
   祀られている。左:明治?年、助力 羽貫村、小針内宿村、
   小針領家村などとある。右:寛政八年(1796)、地蔵だが
   道標を兼ね、かうのす、いわつきなどが読み取れる。

 庚申塔
↑庚申塔 赤堀川(右岸)
 埼玉県桶川市加納、光照寺
 光照寺の参道入口、市道の脇。
 延宝三年(1675)九月。釈迦三尊の種子
 御庚申供養二世安楽 6手合掌の
 青面金剛、日月、邪鬼、三猿。
 幅40cm、奥行き34cmの角柱の上に
 唐破風が載っていて、高さは153cm。
 側面には蓮華の花の浮き彫り。

  天神道の道しるべ
 ↑天神道の道しるべ 
高野戸川(左岸)
  埼玉県桶川市加納
  県道12号線の[天神入口]交差点
  嘉永二年(1849)八月
  刻字は3面で正面に天神道、桶川宿
  右側面に指差しの陽刻と[十一丁十一間]
  背面に建立年と建立者。
  桶川市指定文化財
  高さ83cm、幅33cm、奥行24cm

  
庚申塔
 ↑庚申塔 赤堀川(左岸)
  埼玉県桶川市加納
  加納橋(県道12号線)から150m下流、
  庚申橋の左岸橋詰、祠の中。
  延享四年(1747)三月再建立。背面に
  寛永六年 庚申供養とある。寒念仏講中
  三十七人。日月、6手の青面金剛、
  ショケラ、邪鬼、二鶏、三猿。
  高さ97cm、幅27cm。

 庚申塔
↑庚申塔 赤堀川(右岸)
 埼玉県桶川市北二丁目
 旧中山道の市役所入口交差点から
 北西へ400m。上田印刷紙器の入口、
 正門の脇の祠に祀られている。
 延宝六年(1678)八月。頂部が欠損して
 いるようで、二鶏は見られず、三猿のみ。
 下部に6人の氏名
 高さ56cm、幅39cm。

  
庚申供養塔(道標)
 ↑庚申塔(道標) 赤堀川(左岸)
  埼玉県桶川市篠津
  延享元年(1744)十一月
  多気比売神社(たけひめ)の西側。
  奉造立庚申供養佛 篠津惣村中
  日月、6手合掌、3猿、2鶏、邪鬼
  側面と台座は道標を兼ねていて、左面の
  [此方ひめみや道]、台座の南 おけ△
  北 一丁 志う△が読み取れる。
  高さ96cm、幅42cm、奥28cm

  
道祖神
 ↑道祖神 赤堀川(右岸)
  埼玉県北本市朝日三丁目
  天保四年(1833)建立。
  県道311号線の北中丸交差点から
  南へ100mの道路脇、塀の中。近くには
  五輪塔の線画が刻まれた供養塔もあり。

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