続・水辺の神様 (その8a)_ 続・水辺の神様の一覧

忍川の周辺

 水神
↑水神 成田用水(新星川の源流部)
 埼玉県熊谷市石原、稲荷神社
 かめの道(東武妻沼線の跡地)の
 傍らにある稲荷神社に建つ。
 寛政八年(1796)六月 竹井某。
 高さ50cm、16cmの角柱
  弁財天
 ↑弁財天 星川(忍川の源流部)
  埼玉県熊谷市星川一丁目、円照寺
  円照寺は星川の左岸に隣接している。
  ここが熊谷市弁天町の起源の地だ
  という。明治二十二年(1889)正月。
  庚申塔
 ↑庚申塔 
忍川、熊谷市平戸
  忍川の左岸に隣接した超願寺の境内
  延宝八年(1680)九月
  6手の青面金剛(合掌、頭に蛇?)、
  日月、2鳥、3猿
  高さ106cm、幅44cm

 庚申塔
↑庚申塔 忍川、行田市城西四丁目
 秩父鉄道の持田駅北側、阿弥陀寺の
 境内。延宝五年(1677)正月
 南無阿弥陀仏 4手の青面金剛、2鳥
 下部に施主11人の氏名
 高さ116cm、幅45cm

  庚申塔

 ↑庚申塔 忍川、行田市城西四丁目
  阿弥陀寺から東へ150m、常慶寺の
  境内、無縁供養仏の脇にある。
  寛文十一年(1671)建立
  3猿、2鳥。下部に施主5人の氏名
  高さ106cm、幅44cm

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 忍川
  行田市谷郷(やごう)、薬師堂
  嘉永二年(1849)
  高82cm(台12cm),幅29cm
  左面:左 めぬま/く津王多(葛和田)
  右面:右 行田

 庚申塔
↑庚申塔 忍川、行田市谷郷一丁目
 宝積寺の門前、3体のうちの一つ。
 延宝八年(1680)十一月
 下部に14人の氏名
 6手の青面金剛、日月、2鳥、3猿
 高さ92cm、幅45cm

  
弁財天
 ↑弁財天 忍川、行田市桜町一丁目
  
忍川橋梁(秩父鉄道)の左岸、
  厳島神社の弁財池の畔。
  元禄四年(1691)二月
  御巳待同行為現世安穏 忍??村
  像容は一面八臂で、頭上に鳥居。
  立像の弁才天は珍しい。

  道祖神
 ↑道祖神 忍川、行田市忍二丁目
  エコスの駐車場の脇。自然石

 庚申塔
↑庚申塔 忍川、行田市忍二丁目
 清善寺の境内、3体のうちの一つ。
 延宝八年(1680)六月
 埼玉郡忍行田町
 下部に18人の氏名
 6手の青面金剛、日月、2鳥、3猿
 高さ115cm、幅41cm

  庚申塔
 ↑庚申塔 忍川、行田市佐間三丁目
  妙音寺は忍川の右岸から
  西へ200mに位置する。
  寛文四年(1664)三月建立。
  奉寄進
 庚申供養 下部に8人の氏名
  行田市最古の庚申塔。高さ97cm

  庚申塔
 ↑庚申塔 忍川、行田市桜町二丁目
  長久寺は忍川の左岸に位置する。

  これは無縁仏の中にある。
  寛文四年(1664)十一月建立。
  3猿、2鶏、下部に8人の氏名
  高さ107cm、幅47cm

 2体の塞神
↑2体の塞神 忍川(青柳橋の上流左岸)
 埼玉県行田市堤根、伊奈利神社 2体とも建立年なし
 小さい方(高さ88cm、幅42cm)は、塞神 宇賀神と
 刻まれている。宇賀神とは神道の生産神であり、仏教の
 弁財天と似た側面を持つ。そのため、宇賀神が弁財天と
 習合した例は多いが、塞神と習合しているのは珍しい。
 塞神は塞ぎ(ふさぎ)の神だが、塞ぎには天災や
 害虫などが村へ入り込んでくるのを防ぐという信仰も
 あっただろうから、生産神としての塞神もありうる。

  弁財天
 ↑弁財天? 忍川(
堀切橋の上流右岸)
  埼玉県北足立郡吹上町下忍
  明治33年(1900)再建。
  市杵島??、願主 吉田?と記されて
  いる。水の神様だと思われる。

  水神社
 ↑水神社 忍川(前屋敷橋の下流左岸)
  埼玉県北足立郡吹上町袋
  嘉永三年(1850)建立。
  天神堰の建設時に設けられた。
  側面には来歴が記されている。

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