続・水辺の神様 (その12)_ 続・水辺の神様の一覧

古川落の周辺

 三体の馬頭観音
 三体の馬頭観音 斎条用水(右岸)
 埼玉県行田市斎条、カントリーエレベーターの南側
 斎条用水は斎条堰(
星川)から取水している、
 農業用水路。
 左から、安永七年(1778)三月 願主 今泉氏
 寛政十年(1798) 斎条村講中
 寛政四年(1794)八月
  辯才天
  辯才天(道標) 古川落(右岸)
  埼玉県行田市真名板(まないた)
  薬師堂の裏手は真名板高山
  古墳となっている。
  寛政六年(1794)真名板邑 講中
  辯才天の背面には大黒天、右面
  には、青面金剛(三猿の像付)。
 台座は道標を兼ね、左かそ右きさい
  高さ88cm、42cm角
  辯才天
  辯才天(久伊豆神社) 古川落(右岸)
  埼玉県行田市真名板
  薬師堂から北へ200mにあるのが、
  久伊豆神社。武蔵国郡村誌によれば、
  祭神は木花咲耶姫である。
  天明五年(1785)三月
  下真名板元関根新田。サの種子、
  台座には8名の名前(苗字あり)

 辯財天(道標)
↑辯財天(道標) 古川落(右岸)
 埼玉県行田市真名板
 県道32号鴻巣羽生線の下真名板
 バス停の脇に庚申塔(青面金剛)と
 共に祀られている。宝暦四年(1754)
 二月 武州埼玉郡忍領真名板村
 道標を兼ね、右かうのす、左はにう
 台座に講中7人の氏名。
 高さ108cm、幅39cm

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 古川落(右岸)
  行田市真名板
  ←の辯財天と共に祀られている。
 6手合掌(冠に蛇)、日月、3猿、2鶏
  建立年判読不可。高108cm
  (台8cm埋没),幅46cm,奥27cm
  台正面(右)北,行△/川△
      (左)南,か△/ふ△

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 古川落(右岸)
  行田市真名板
  (下)県道32号(関根境界の辻)
  形態:単独 状態:良
  天保八年(1837)
 高122cm(台46cm),幅36cm,奥36cm
  台正面(右)南,きさい/かうのす
      (左)北,行田/川又

 百万遍供養塔(道標) 
 百万遍供養塔(道標) 
古川落(左岸)
 加須市串作(堤内) 形態:集合(2体)
 明和二年(1765)二月
 高106cm(台18cm)、幅37cm、奥22cm
 左右の外縁に右埴生道 左行田道

  道祖神
 ↑道祖神 古川落(左岸)
  埼玉県加須市串作
  諏訪神社から西へ100mのT字路。
  宝暦三年(1753)七月。
  高さ65cm、幅29cm

  厳島大神(弁才天)
 ↑厳島大神(弁才天)
  埼玉県加須市串作、諏訪神社
  明和八年(1771)十一月建立、
  明治二年十一月再建
  高さ116cm、幅43cm(台座は含まず)
  右には明和二年(1765)の弁才天

 2基の道祖神と庚申塔(道標)
↑2基の道祖神と庚申塔(道標)
 埼玉県加須市阿良川、天神社
 笠付:寛政九年(1797)十二月 高さ62cm、幅25cm
   阿良川惣村中 世話人 上耕地 前新田
 中央:寛延四年(1751)七月 高さ60cm、幅27cm
   側面に6名の名前
 庚申塔(道標):宝暦五年(1755)九月
 種子、日月。右者にう きさい、左こうのす
 高さ104cm、幅44cm、厚32cm

  
弁才天
 ↑弁才天 
  埼玉県加須市阿良川、天神社
  安永三年(1774)十一月 阿良川村
  台座に8人の名前。
  高さ65cm、幅29cm

  辯財天

 ↑辯財天 古川落(左岸)
  北埼玉郡騎西町外田ヶ谷、久伊豆神社
  万延元年(1860)再建
  板碑型の弁財天。台座に落合講中、
  外田ヶ谷村役人とある。なお、ここから
  200m南西には、明治36年(1903)に
  建設された煉瓦造の水門、
落合門樋がある。

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