続々・水辺の神様 (その2)_ 続々・水辺の神様の一覧

谷田川流域の石仏

 水神宮
↑水神宮 谷田川(右岸堤防)
 群馬県邑楽郡明和町入ヶ谷
 寛政五年(1793)三月建立。
 新堀川が谷田川へ合流する地点の
 右岸堤防の裾に祀られている。
  水天宮
 ↑水天宮 谷田川(左岸堤防)
  群馬県館林市入ヶ谷町
  大正二年(1913)七月建立。入ヶ谷村中
  谷田川橋(県道361号線)の左岸
  上流50mに祀られている。
  道祖神
 ↑道祖神 谷田川(右岸) 厳島神社
  群馬県邑楽郡明和町南大島
  建立年は不明

 普門品供養塔と庚申塔
↑普門品供養塔と庚申塔 谷田川(右岸)
 群馬県邑楽郡板倉町南大島
 本郷橋(県道366号線)の右岸橋詰に
 祀られている。
 普門品供養塔とは、経典唱読達成などを
 記念したもの。寛政二年(1790)建立、
 本郷中、聖観音の浮き彫り

  
川入大権現
 ↑川入大権現 谷田川
  群馬県館林市赤生田本町
  東北自動車道から西へ100m、
  谷田川の左岸堤防の裾にある
  明和八年(1771)建立。
  水難者の供養塔だという。

  
道祖神
 ↑道祖神 谷田川
  群馬県邑楽郡明和町下江黒
  東北自動車道から東へ100m、
  谷田川の右岸堤防の付近。
  上江黒と下江黒の境界にある。
  大正十二年(1923)建立。

 水神宮と水天宮
↑水神宮と水天宮 谷田川(斗合田橋の左岸)
 群馬県邑楽郡板倉町岩田
 水神宮は嘉永三年(1850)建立。右の水天宮は
 板碑型(緑泥片岩)。水神宮と水天宮は水の神様であり、
 水難除けを祈願して祀られることが多い。
 この付近には渡し(渡船場)があったのだろうか。
 お札が添えられているので、現在も信仰されているようだ。

  水神塔と地蔵

 ↑水神塔と地蔵 谷田川(蛭田橋の左岸)
  群馬県邑楽郡板倉町岩田
  谷田川の左岸堤防の上に、馬頭観音、地蔵、墓石等、
  5体と共に祀られている。
  水神宮は安永九年(1780)建立、東西への道標を
  兼ねている。岩田村の銘がある。

  

 石仏群
↑石仏群 谷田川(合の川橋の左岸下流、堤防裾)
 群馬県邑楽郡板倉町海老瀬
 十九夜塔:天保九年(1838)、万延元年(1860)
 女人講中
 庚申塔、地蔵など7体が祀られている。ここはかつての
 古河往還なので、十九夜塔は道標を兼ねていて、
 間川
 八間(軒?)道とある。間川(間之川)とは
 合の川(かつての北利根、現在は廃川)のこと。

   石仏群
  ↑石仏群 谷田川(右岸、天神池公園の付近)
   群馬県邑楽郡板倉町大高島
   水神宮:明治29年(1896)建立、
   馬頭観音:文化十一年(1814)建立など2体、
   他に地蔵3体の計6体が祀られている。

 道祖神と水神・風神





  ↑道祖神と水神・風神 大箇野川(左岸)
   群馬県邑楽郡板倉町海老瀬
   道祖神:文化三年(1806)、道標を兼ねる
   水神・風神、十九夜塔:文化十二年(1815)、
   念仏供養塔、庚申塔など計7体が祀られている。

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