続々・水辺の神様 (その6)_ 続々・水辺の神様の一覧


 倶利伽羅不動尊
 倶利伽羅不動尊(くりから) 不動沼
 東松山市下青鳥 東松山市指定文化財
 倶利伽羅とはインドからの伝承で竜王の
 こと。この像は頭がドクロで胴体が蛇の
 竜王が剣を呑み込もうとしているのだと
 いう。水神と不動信仰が合体したもの。
 高さ89cm、厚さ23cm
   弁財天
   弁財天 不動沼
   埼玉県東松山市下青鳥
   嘉永五年(
1852)八月建立。
   不動沼の中島に祀られているが、
   なぜか不動沼には背を向けている。
   側面に別当円満寺
   助力村中、背面に願主2名。
   弁財天
   弁財天 上沼
   埼玉県東松山市本町一丁目
   嘉永四年(1851)正月建立。当所田村講中
   上沼の東側、国道407号線の上沼バス停付近に
   ある。上沼は男沼、下沼(ここから700m南に
   ある)は女沼と呼ばれ、中ノ島には弁天様が
   祀られている。

 宮鼻の石仏群
 宮鼻の石仏群 九十九川(左岸)
 埼玉県東松山市宮鼻
 
島田橋(越辺川)の左岸から600m北、八幡神社と
 八幡橋(九十九川)の間、九十九川第二揚水機場の
 脇に祀られている。手前から馬頭観音が2体、
 庚申塔(寛文十一年:1671)、地蔵(享保四年:1719)。
 庚申塔は東松山市指定文化財。奉造立庚申供養
 菩提也 武州比企郡宮鼻村とあり、主尊は
 青面金剛ではなく、阿弥陀如来。
 三猿と二鶏、10人の氏名あり。
 高さ148cm、幅58cm。

  
  道祖神 九十九川(左岸)
  埼玉県東松山市正代、御霊神社
  御霊神社は正代村の村社、鎌倉権五郎
  景政を祀る。市杵島社が合祀されている。
  道祖神は文政十三年(1830)四月建立、
  施主
 千代田某。高さ49cm、幅24cm。

  くりから不動尊
  くりから不動尊
  埼玉県東松山市正代、青蓮寺の南側。
  高坂の7清水(湧水)の一つ、
  寺下の清水の脇に祀られている。

 弁才天
弁才天 
柏木沼
埼玉県比企郡嵐山町古里
柏木沼(農業用のため池)の畔。
文久三年(1863)十一月
高さ47cm、幅18cm

  弁財天
  弁財天 水坂沼
  埼玉県比企郡嵐山町志賀
  水坂沼も農業用のため池
  明治四年(1871)三月 施主 栗原某
  高さ46cm、幅32cm

  弁才天 天沼
  弁才天 天沼
  埼玉県比企郡嵐山町川島
  天沼も農業用のため池、鬼静神社の南にある。
  文政十二年(1829)九月 川島上下講中
  高さ57cm、幅29cm

 馬頭観音と青面金剛
 馬頭観音と青面金剛
 
笠沼、埼玉県比企郡滑川町福田
 笠沼(農業用のため池)の脇に祀られている。
 板碑(青石塔婆、緑泥片岩製)型の
 馬頭観音と青面金剛(天保15年建立)

  
弁才天
  弁才天 
新沼
  埼玉県比企郡滑川町福田
  新沼(農業用のため池)の南側、
  県道47号深谷東松山線の付近。
  青石(緑泥片岩)の弁才天である。
  明治三十五年(1902)九月建立。
  馬刀とある。馬力のことだろうか。

  弁財天
  弁財天 下沼
  埼玉県比企郡滑川町中尾
  中尾集会所から南へ250mの地点、
  中沼と下沼の間に祀られている。
  高さ96cm、幅46cm。
  昭和三年(1928)十一月建立。
  裏には御大典紀念とある。

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