続々・水辺の神様 (その10a)_ 続々・水辺の神様の一覧

 経典供養塔
 経典供養塔 
長楽用水(左岸橋詰)
 比企郡川島町長楽 氷川神社の
 北東200m。緑泥片岩の板碑を
 再利用してある。阿弥陀の坐像が
 彫ってあるのが裏面。正面に
 大乗経本朝回国一千部供養所
 享保十一年(1726)三月
 高125cm、幅54cm、厚8cm

  庚申塔(青面金剛)
 ↑庚申塔(青面金剛) 長楽用水
  比企郡川島町戸守
  音羽橋の上に向き合う形で祀られた
  2基の庚申塔のうちの一つ。
  宝暦六年(1756)十一月
  庚申待供養 願主 戸守村九人
  正直村三人。高さ81cm、幅35cm。

  六地蔵と庚申塔
  六地蔵と庚申塔 長楽用水(右岸)
  比企郡川島町戸守 超福寺の東200m、
  六地蔵橋の左岸橋詰。
  六地蔵:正徳四年(1714)
  庚申塔:寛政五年(1793)
  宝暦六年(1756)の
石橋供養塔
  祀られている。

 庚申塔(三猿)
↑庚申塔(三猿) 長楽用水(右岸)
 埼玉県比企郡川島町正直
 八ツ保樋管から東へ100mの
 堤防裾に祀られている。
 延宝六年(1678)九月
 奉造立庚申供養
 高さ59cm、幅31cm。

  辯財天女
 ↑辯財天女 長楽用水(左岸)
  埼玉県比企郡川島町正直
  潮音寺の西側の路傍に馬頭観音、
  庚申塔、巡礼供養塔と共にある。
  天明五年(1785)十一月 堀合邑講中
  ウの種子なので宇賀神と習合だろう
  高さ72cm、幅30cm。

  
馬頭観世音と庚申像
  馬頭観世音と庚申像  中山用水
  埼玉県比企郡川島町南園部
  国道254号線の[南園部]交差点から県道74号線に
  沿って南西へ200mの地点、中山用水の左岸に
  祀られている。馬頭観世音は文政六年(1823)の
  建立で、正面に九十二翁愚禅と記されている。
  愚禅は川島町の隣の吉見町の出身、大僧正であり、
  書の達人だった。荒川の周辺には愚禅が筆を
  ふるった石仏が数多く分布している。→
愚禅銘の石仏

 八大龍王神
↑八大龍王神 根岸沼
 東松山市古凍
 南無妙法蓮華経
 八大龍王神
 昭和31年の建立。根岸沼は新江川の
 流路跡であり、東松山市と川島町の
 境界に位置する。中島には弁財天が
 祀られている。荒川水系には
 九頭龍が多く、八大龍王は珍しい。

  弁財天
 ↑辯財天 石川堀(右岸)
  埼玉県桶川市川田谷
  石川堀(荒川の支川)から南西へ
  200mの山王大権現。
  高さ66cm、幅29cm。
  寛政九年(1797)七月建立。
  年々代参巳待講中、石工名あり

  

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