続々・水辺の神様 (その11a)_ 続々・水辺の神様の一覧

星川の周辺(その2)

 弁才天
 弁才天 星川(左岸)、宝泉寺
 行田市斎条(さいじょう) 
 宝泉寺は
斎条堰の左岸に鎮座する。
 一面八臂(立像)の弁財天。頭上に鳥居。
 剣と宝殊を持つ。建立年は不明。
 高103cm、幅41cm。行田市の市域には
 立像・神道型の弁財天が多い。
  巳待供養塔
  巳待供養塔 星川(左岸)、斎条用水
  行田市斎条 星川の斎条堰から
  100m下流、斎条用水の右岸。
  巳待とは水に関する信仰の一種である。
  寛延二年(1749)正月建立。
  高さ58cm、幅24cm。
  塞神(道標)
  塞神(道標) 星川(左岸)
  行田市斎条(新田)諏訪神社西の辻
  天明四年(1784)
  高103cm,幅34cm,奥22cm
  正面(下)西,く/ま/可/や/道
  右面(上)右,行田/こうの春(鴻巣),道
  左面(上)左,川ま多(川俣)/者△う(羽生),道

 清瀧大神
 清瀧大神 星川(右岸)、酒巻導水路
 行田市谷郷(やごう)
 北小学校の西側に位置する御岳神社の
 富士塚の中に祀られている。
 建立年不明
 高さ92cm、幅42cm。

  弁才天
  弁才天 星川(右岸)
  行田市白川戸(しらかわど)、西明寺
  正徳三年(1713)六月建立。
  高さ95cm、幅40cm。
  白川戸村 嶋崎平右
  像容は一面八臂で、頭上に鳥居。

  馬頭観音(道標)
  馬頭観音(道標) 星川(右岸)
  行田市白川戸、西明寺
  寛政十三年(1801)
  高109cm(基部15cm露出),幅34cm,奥24cm
  正面(下)南/行/田 右面(上)右,はにう/川又,道
  左面(上)左,下中条/さか萬き(酒巻)/免ぬま(妻沼),道

 水神
 水神  
星川(白川戸橋の左岸)
 行田市斎条
 明和六年(1769)建立。
 星川は下流では見沼代用水となる。
 この祠は見沼代用水の開削後に建立。
 頂部にはバン(金剛界大日)の
 種子が刻まれている。
  →
見沼代用水の石仏

  道祖神
  道祖神 星川(右岸)
  埼玉郡白岡町下大崎
  住吉神社から南へ50mの交差点に
  祀られている。住吉神社には琴平神社、
  雷電神社、天神社などが合祀されている。
  慶応三年(1867)七月建立。
  願主 当村 猪野某
  高さ56cm、幅48cm。

  庚申塔
  庚申塔 星川(左岸)、三王宮
  久喜市樋ノ口890付近
  樋ノ口橋(星川)の左岸橋詰から北へ100mの
  地点。幟には三王宮と記されているが、
  三王とは山王のことだろう。三王宮の主尊であり、
  祠に収められている。周囲には猿の置物が多い。
  寛文八年(1668)三月、南無大青面金剛
  種子、三猿(二鶏は無し)、下部に9人の氏名。
  幅28cm×13cmの角柱、高さ67cm。

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