石仏・水辺の神様 (その10)_ 水辺の神様の一覧

荒川(その9)

 水神宮
↑水神宮 荒川(河川敷内)
 鴻巣市原馬室、旧荒川の左岸
 明治二十六年(1893)十月建立。
 祭主
 原勇吉。高さ46cm、幅15cm
 川端地蔵から南へ150mの地点、北本市高尾、
 吉見町蓮沼新田との境界に祀られている。
  水神宮
 ↑水神宮 荒川(河川敷内)
  鴻巣市原馬室、旧荒川の左岸
  明治二十六年(1893)建立。
  祭主
 原菊次郎。←の水神宮から西へ50mの地点、
  旧荒川の岸辺に祀られている。この2つの水神宮は
  同型、同寸法であり、建立年も同じである
  水神宮
↑水神宮  荒川(原馬室橋の左岸、河川敷内)
 鴻巣市原馬室
 裏側には架橋竣成 昭和七年五月二十六日、
 神宮祭祀 昭和十二年一月十五日とある。
 橋の通行の安全を祈願したものだろう。
 隣に立つのは冠水橋架設記念碑(昭和33年建立)。

 水神宮、庚申塔、弁天菩薩
↑水神宮、庚申塔、弁天菩薩 荒川(左岸)
 鴻巣市原馬室、妙楽寺
 荒川左岸の段丘崖に面した妙楽寺の敷地内。
 写真の左から水神宮:昭和六年(1931)五月、
 北足立郡馬室村、高さ70cm、幅35cm
 庚申塔:延宝六年(1678)八月、
 弁天菩薩:大正九年(1920)十一月
        石祠型の文字塔 

  馬頭観音(道標)
  馬頭観音(道標) 荒川(左岸)
  北本市高尾四丁目 (北袋)地蔵院
  形態:集合 状態:良
  慶応二年(1866)
  高85cm(台25cm),幅25cm,奥16cm 
  正面(右下)右者かうのす(右は鴻巣)

  地蔵(道標)
  地蔵(道標) 荒川(左岸) 
  北本市高尾二丁目 県道57号の脇、辻
  寛政六年(1794)
  高81p,幅34p,奥20p
  正面(中央)南 加王古”へ(川越)大山道
  左面:西 い王との(岩殿)みち松山道
  右面:東 加うの△(鴻巣)みち△△

 地蔵(道標)
 地蔵(道標)(墓石) 荒川(左岸)
 北本市石戸三丁目 石井家墓地
 形態:集合 状態:並
 天明二年(1782) 寛政10(1798)追刻
 高69cm,幅21cm,奥13cm 
 正面(下)大山△
 右面(右)高尾かしミ△(高尾河岸道)
      石戸△
 (注)大山とは大山石尊

  地蔵(道標)
  地蔵(道標) 荒川(左岸)
  北本市石戸二丁目 市道の交差点
  状態:良
  延享元年(1744)
  高145p,幅34p,奥33p
  正面:これより北/かうの春(鴻巣) 二△
  左面:これより南/太郎右衛門舟戸/
      川こへ(川越)みち
  右面:これより西/たかを可し(高尾河岸)

  道祖神
  道祖神 
荒川(左岸)
  北本市荒井、須賀神社
  須賀神社(村社)は荒川左岸の台地に
  氷川神社と隣接して鎮座する。この
  道祖神は祠に入れられている。今も
  信仰されているようで、草鞋が
  奉納されている。
  文化七年(1810)六月建立。
  双徳寺二十四世 一如徳門代

 地蔵(道標)
 地蔵(道標) 荒川(左岸)
 北本市高尾八丁目、須賀神社の南辻
 北向き地蔵として親しまれている。
 形態:単独 状態:良
 享保十四年(1729) 高尾村
 万人講中 高297cm(台119cm),
 幅42cm,奥25cm 
 最下段の正面:(右)右 石戸道
          (左)左 鴻巣道

   
地蔵(道標)
  地蔵?(道標) 荒川(左岸)
  北本市荒井一丁目
  観音堂(県道57号交差点北)
  形態:集合 状態:不良(像消失)
  延享三年(1746)
  高77cm,幅39cm,奥22cm 
  正面(右)右か王こへ(川越)ミち
     (左)かう?乃す(鴻巣)ミち
  右面(右)おけか王(桶川)ミち
     (左)たかを可し(高尾河岸)

   地蔵(道標)
  地蔵(道標)(墓石) 荒川(左岸)
  北本市荒井三丁目 墓地(県道57号の東)
  形態:集合 状態:良
  明和九年(1772)
  高192cm(台76cm),幅36cm,奥19cm 
  台正面(左)東おけかハ仮?△道
  台左面(右)南平か多阿き者(平方秋葉)/道
  台右面(右)西阿らいか志(荒井河岸)/
      ちゝ婦(秩父)道/北かうの春(鴻巣)道

 題目塔(道標)
 題目塔(道標) 荒川(左岸)
 北本市石戸宿八丁目
 (横田)左岸崖上、鎌倉街道(伝承)
 形態:単独 状態:良 下部に日蓮像
 寛政十一年(1799)
 高96cm(台25cm),幅27cm,奥27cm 
 右面:西 まつ山江 三り/
    北 かう能す(鴻巣)江 一り半
 左面:東 おけか王(桶川)江 一り半/
    南 加わこへ(川越)江 三り

  庚申塔(道標)
  庚申塔(道標) 荒川(左岸)
  北本市石戸宿八丁目
  (横田)城ヶ谷堤の北端、辻
  形態:単独 状態:良
  享和元年(1801)
  高132cm(台28cm),幅39cm,奥19cm 
  台右面(右)北かう△/一り三十丁
  台左面(右)△つ△ま三り

  水神宮
  水神宮 荒川 左岸堤防(城ヶ谷堤)
  北本市石戸宿八丁目
  荒井橋の左岸橋詰から南へ800mの地点、
  横田薬師堂の近くに祀られている。
  ここは荒川に沿った旧街道。笠石の
  正面には卍の浮き彫り。
  寛政十年(1798)建立。
  願主
 横田市場村中

 道六神
 ↑道六神  荒川(左岸)
  北本市石戸宿三丁目、東光寺
  元禄六年(1693)八月建立
  東光寺の門前に巡礼供養塔、
  庚申塔など10体と共に祀られている。
  高さ53cm、幅28cmと小さく、様式は
  石祠型ではなく駒型。道六神とは
  道祖神のこと。なお、境内にある、
  石戸蒲桜は国指定天然記念物。
 

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