石仏・水辺の神様 (その11b)_ 水辺の神様の一覧

荒川 古い庚申塔0

近世の庚申塔(青面金剛)としては、かなり古いものが、荒川の中流域には数多く分布している。
これらは埼玉県内では、最古の部類に属すのではないだろうか

 関連:[埼玉県の古い庚申塔] [荒川の庚申塔1][荒川の庚申塔2][荒川の庚申塔3][荒川の庚申塔4][荒川の庚申塔5
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利根川の庚申塔0][利根川の庚申塔1][利根川の庚申塔2][利根川の庚申塔3][利根川の庚申塔4

 青面金剛
↑青面金剛 荒川(左岸)
 熊谷市三ケ尻 県道75号線、
 大沢コンクリート工業の南側、畑の中。
 延宝八年(1680)三月 奉造立庚申供養
 石塔 二世安楽 武州旛羅郡三ケ尻村
 施主??拾人。6手非合掌、三猿、二鶏
 高さ116cm、幅50cm
  青面金剛
 ↑青面金剛 荒川(左岸)
  熊谷市小島、論面堂
  熊谷工業高校から北西へ200m。
  延宝八年(1680)七月 奉供養庚申
  6手合掌の青面金剛、三猿、
  二鶏(線画)、6人の氏名。
  高さ84cm、幅37cm
  青面金剛
 ↑青面金剛 荒川(左岸)
  熊谷市石原、東漸寺(大門の裏)
  延宝七年(1679)三月
  奉新造
 庚申待 同行六十一人
  4手の青面金剛、一鶏、一猿。幅23cm、
  奥行き16cmの角柱の上に笠が
  置かれている。全高は116cm。

 青面金剛
↑青面金剛 荒川(右岸) 熊谷市万吉
 県道11号線、セブンイレブン万吉店から
 西へ50mの地点に3基祀られた庚申塔の
 内の一つ。延宝八年(1680)建立
 武州大里郡万吉村。6手の青面金剛
 (合掌、頭に蛇)、日月、二鶏、三猿。
 高さ95cm、幅42cm

  
二猿
 ↑二猿と二鶏 
荒川(左岸)
  熊谷市久下、八幡宮
  八幡宮は久下の大曲地区、荒川の
  左岸堤防の裾にある。現在は荒川の
  河川敷となった江川河岸から移転した。
  寛文六年(1666)十一月 頂部に種子。
  庚申供養二世安楽之所 武州大里郡
  忍江河村 下部に17名の名前(苗字なし)

  
 ↑三猿 荒川(右岸)
  大里郡大里町津田新田
  津田新田集会所付近の右岸堤防の裾に
  2体の馬頭観世音、享保四年(1719)の
  庚申塔と共に祀られている。
  寛文九年(1669)三月 庚申供養
  二世安楽所 武州大里之郡上吉見
  津田新田村。種子、下部に三猿。

 青面金剛
↑青面金剛 和田吉野川(右岸)
 大里郡大里町玉作
 玉作水門から200m下流、右岸堤防の
 裾に牛頭天王、諏訪大明神、住吉大明神
 庚申塔(主尊は観音)などと共にある。
 寛文十二年(1672)九月。6手(非合掌)、
 ショケラ、日月、邪鬼、3猿、2鶏、2童子
 高さ104cm、幅41cm。

  青面金剛
 ↑青面金剛 和田吉野川(右岸)
  大里郡大里町玉作
  玉作集会所から北東へ50mの路傍。
  道路脇に鳥居があり、その奥に
  祀られている。
  寛文十二年(1672)十月。6手(非合掌)、
  ショケラ、種子、邪鬼、3猿、2鶏。
  日月は彫られていないようだ。
  高さ94cm、幅41cm。

  

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