石橋供養塔 (熊谷市)_  埼玉県の橋供養碑


 庚申供養  庚申供養 埼玉県熊谷市柿沼389付近

 龍昌寺から北西へ400mの地点。
 北廓(きたくるわ)地区の民家の敷地内にある。
 元々は脇の農道に架かっていた石橋だが
 現在は解体され、6本あった桁のうち3本が
 保存されている。桁の大きさが138cm、32cm、
 18cmなので、橋の規模は長さ1.4m、幅1.8m程度
 だったと思われる。極めて小さな石橋である。
 享保十年(1725)四月
 写真(天地を反転)のように、32cm×18cmの
 面(通路となった面である)に刻字がなされている。
 庚申供養 賢仙房とあり、新分一という姓の男性4名、
 北という姓の男性1名の名前が彫られている。
 新分一とは、この付近に多い四分一(しぶいち)家であろう。
 参考文献:熊谷市郷土文化会誌 第44号、p.25   

 記念碑
 記念碑 玉井用水(左岸)
 埼玉県熊谷市柿沼、龍昌寺

 明治16年(1883)に柿沼村の有志が
 光運和尚(龍昌寺十六世)の遺金で
 石橋(光運橋)を架橋した記念碑。
 光運和尚は埼玉郡若小玉村(現在の
 行田市若小玉)の生まれである。
 明治十九年(1886)十一月建立。
 背面には関係者と世話人が3名

   
石橋供養塔
   石橋供養塔 
大麻生堰用水
   埼玉県熊谷市大麻生(おおあそう)

   大栄神社から東へ100m、
   大麻生堰用水に架かる北橋の
   左岸橋詰にある。
   文久三年(1863)三月建立。
   側面には村役人が三名、
   世話人が五名、記されている。
   碑面一杯の力強い書体が特徴。

   橋供養塔

   橋供養塔
   埼玉県熊谷市広瀬127付近

   国道140号線と県道75号、
   熊谷児玉線の交差点から南へ
   100mの地点にある。付近は
   広瀬の三叉路と呼ばれる旧道。
   この塔は道標を兼ねている。
   正面に右 八まん山 左 ちゝふ
   安永七年(1778)十一月建立。
   当村門念佛連中と記されている。

 共有石橋三十有所供養塔
 共有石橋三十有所供養塔
 埼玉県熊谷市箱田二丁目6付近

 蓮生寺(念仏堂)から南へ100m、
 成田堰用水の支線の脇にある。
高さ155cm(台座は含まず)、幅29cm。
明治16年(1883)9月建立。
左側面:濫觴結議 拾六年第九月建立
 戸長 斎藤某、筆生 岩田某、
 世話人3名、書は(寄付者の孫)
右側面:明治一四年第六月架設
大願成就
 埼玉縣庁許可賜賞銀盃二箇

   奉造当石橋七箇所
   奉造当石橋七箇所 成田堰用水
   埼玉県熊谷市上之、一乗院

   一乗院の境内にある。碑の右半分は
   磨耗が酷く、建立年は判読不可。
   高さ115cm、幅64cm。
   阿弥陀三尊の種子と為二世安楽。
   一乗院北側の成田堰用水には
   昭和30年頃まで実際に石橋が
   架けられていたという。一乗院の
   脇には
秋葉前堰(明治時代の建造、
   煉瓦造り)が残る。

   石橋再建
   馬頭観世音(石橋再建) 元荒川(左岸)
   埼玉県熊谷市佐谷田、長福寺

   長福寺の門前に三界万霊塔、馬頭観音、
   庚申塔など10数体と共に祀られている。
   ここは久下と佐谷田の境界であり、
   北西500mには
元荒川の管理起点がある。
   高さ115cm(台座を含む)、幅31cm、厚さ25cm
   弘化三年(1846)六月建立。
   この塔は馬頭観音を兼ねていて、正面に馬頭観世音、
   右側面に建立年、左側面に石橋再建とある。
   左側面には願主1名、世話人3名、久下邑中と記されている。

 橋供養
 橋供養 和田川(左岸)
 埼玉県熊谷市楊井(やぎい)

 国道407号線に架かる和田橋の左岸橋詰にある。
 この付近は熊谷市、大里町、滑川町、東松山市の
 行政界である。写真奥の橋は武蔵丘陵森林公園の
 北入口道路に架かる楊井大橋。橋供養碑は
 昭和二年(1927)四月建立。旧和田橋の撤去に
 際して、地元の人々が橋を供養(弔い)したもの。
 旧和田橋は明治初期の時点では石橋だった。
 この石碑は橋供養碑であるが、正面には和歌が
 刻まれ、歌碑も兼ねている。背面には地元の
 楊井地区の関係者8名と技術者1名の名前が
 記されている。当時、この付近は
大里郡吉岡村だった。

  庚申塔(石橋供養塔)
  庚申塔(石橋供養塔) 和田川(左岸)
  埼玉県熊谷市楊井(やぎい)

  薬師寺の参道脇に弁才天と一緒に
  祀られている。高さ68cm、幅25cm、
  厚さ20cm。安永八年(1779)十月。
  右側面に奉建立石橋供養塔、
  裏側に施主
 大里郡和田村中
  願主(一名だが判読不可) 世話人
  大沢某。

  
石橋供養塔
  石橋供養塔 さすなべ落(左岸)
  埼玉県熊谷市上奈良

  妙音寺の参道の松の大木の脇に
  祀られている。高さ86cm、幅26cm、
  厚さ22cm。天保三年(1832)五月建立。
  右側面に建立年と[村役人壇中]、
  左側面に法印本賢代
 施主 石坂藤兵衛
  妙音寺には奈良三郎(成田助高の三男)の
  墓がある。三郎は保元の乱(1156年)後に
  出家して妙音寺を開いた。

 橋供養 玉井用水




  橋供養 玉井用水(右岸)
  埼玉県熊谷市久保島(くぼじま)

  薬師堂の東、玉井用水の橋詰に
  祀られている。脇に石橋の桁と
  思われる石材が2枚(年号なし)。
  地上高103cm(うち、台石40cm)、
  幅29cm、奥21cm。
  馬頭観音立像:3面(馬頭冠)、
  8手合掌。文化六年(1809)二月。
  武州幡羅郡久保嶋村
  入西念佛講中 篠塚某。

(補足)熊谷市に存在した石橋
 武蔵国郡村誌の大里郡(9巻)、旛羅郡(10巻)、埼玉郡(13巻)から、現在の熊谷市の区域に
 存在した石橋を集計したのが、下記の表である。郡村誌は明治9年の調査を基に編纂された。
 標目数が多いうえに記述も詳細で、極めて優れた書である。
 しかし、あくまでも村誌であり橋梁の悉皆調査書ではない。
 実際に存在した石橋の数は、下記の集計(合計155基)よりも、もっと多かったはずである。

村名 橋名 記述内容 ページ 旧郡
熊谷駅 清水橋 中山道に属す 村の巽の方十町十四間二尺 星川の下流に架す 長三間巾壹尺五寸 3 大里郡
久下村 *熊久橋 中山道に属す 村の北方十六町五十間二尺 元荒川の上流に架す 長三間巾八尺 8
分出橋 村道に属す 村の東方七町十間 元荒川の下流に架す 長四間巾五尺  
保全橋 村道に属す 村の東方十五町五十七間 元荒川の下流に架す 長五間巾五尺  
殿川戸橋 中山道に属す 村の戌の方一町三十間 小渠に架す 長四尺巾一丈  
医王寺橋 中山道に属す 村の東方八間 小渠に架す 長四尺巾一丈  
大上り戸橋 中山道に属す 村の東方六町三十間 小渠に架す 長四尺巾一丈  
新川村 上分橋 熊谷道に属す 村の戌の方十二町二十一間 悪水堀の上流に架す 長一間巾一間 11
下分橋 熊谷道に属す 村の辰の方二町十三間 悪水堀の下流に架す 長一間巾一間  
佐谷田村 *熊久橋 中山道に属す 村の西方八町四十間 元荒川の上流に架す 長三間巾八尺 14
磬打橋 支道に属す 村の未の方五町五十間 元荒川の中程に架す 長一間巾四尺  
岩橋 支道に属す 村の北方六町十間 不動堂堰用水の下流に架す 長一間二尺巾四尺  
原島村 中央橋 熊谷道に属す 村の南方一町五十間 原島堀の中程に架す 長九尺巾四尺五寸 20
原橋 熊谷道に属す 村の南方四町二十五間 三島堀の上流に架す 長九尺巾四尺五寸  
代村 河岸道に属す 村の亥の方二町四十五間上中條堀の上流に架す長二間三尺巾九尺 23
石原村 大橋 中山道に属す 村の東方七町四十間 成田用水の下流に架す 長二間巾一丈 26
町上橋 中山道に属す 村の東方十町 水吐堀に架す 長四尺五寸巾八尺五寸  
熊谷境橋 中山道に属す 村の東方十三町 小渠に架す 長四尺巾八尺  
小島村 十文字橋 八幡山道に属す 村の西方十一町一間 用水堀の下流に架す 長四尺五寸巾五尺 30
天神橋 八幡山道に属す 村の申の方六町二十九間 用水堀の中程に架す 長四尺五寸巾五尺  
大明神橋 八幡山道に属す 村の申の方二町十八間 用水堀の中程に架す 長四尺五寸巾五尺  
新堀橋 八幡山道に属す 村の東方二町 用水堀の下流に架す 長五尺巾五尺  
窪橋 八幡山道に属す 村の申の方七町十七間 悪水堀の上流に架す 長四尺五寸巾五尺  
三境橋 八幡山道に属す 村の東方一町五十二間 悪水堀の下流に架す 長五尺巾五尺  
大麻生村 水門橋 秩父道に属す 村の西方三町十八間 大麻生堰用水の中程に架す 長二間三尺巾一間 34
中橋 秩父道に属す 村の西方三十九間 大麻生堰用水の中程に架す 長二間二尺巾五尺  
川原明戸村 上郷戸橋 秩父道に属す 村の丑の方二町五十五間 奈良堰用水の下流に架す 長一間巾一間 37
下郷戸橋 秩父道に属す 村の丑の方二町五十六間 奈良堰用水の下流に架す 長五尺巾六尺  
中郷戸橋 秩父道に属す 村の東方二町五十六間 奈良堰用水の下流に架す 長三間巾五尺五寸  
中橋 秩父道に属す 村の東方四町五間 大麻生堰用水の下流に架す 長八尺巾六尺  
広瀬村 植木橋 秩父道に属す 村の東方三町二十間 大麻生堰用水の下流に架す 長八尺巾六尺 43
楊井村 和田橋 松山道に属す 村の南方一町四十間 和田川の下流に架す 長五間巾四尺 121
玉井村 吉田橋 中山道に属す 村の西方 奈良堰の上流に架す 長四間巾二間 151 旛羅郡
高橋 中山道に属す 村の未の方 奈良堰の上流に架す 長八尺巾一間  
下橋 中山道に属す 村の南方 用水堀の上流に架す 長六尺巾二間  
茂平橋 中山道に属す 村の辰巳の方 用水堀の上流に架す 長四尺巾二間  
諏訪橋 中山道に属す 村の辰巳の方 中條村用水堀の上流に架す 長九尺巾一間三尺  
代村橋 中山道に属す 村の辰巳の方 代村用水堀の上流に架す 長一間四尺巾二間  
久保島村 水抜橋 中山道に属す 村の丑の方 玉井堀の下流に架す 長一間三尺巾二間一尺 157
新堀村 奈良用水橋 中山道に属す 村の子の方 奈良用水の上流に架す 長二間半三尺巾二間 164
北高橋 中山道に属す 村の卯の方 古堀の中程に架す 長九尺巾一間  
新田裏下橋 村道に属す 村の未申の方 奈良用水の上流に架す 長二間半巾七尺  
南高橋 村道に属す 村の辰の方 古堀の上流に架す 長八尺巾一間  
東別府村 舟橋 村道に属す 奈良堰の下流に架す 長二間巾七尺 175
諏訪橋 酒巻河岸道に属し 村の巽の方 舟橋の下流に架す 長九尺巾五尺  
四方寺村 城の内中橋 村道に属し 村の艮の方 用水の上流に架す 長六尺巾六尺 302
城の内南橋 村の南方 用水の上流に架す 長八尺巾六尺  
西田橋 村の坤の方 悪水堀の上流に架す 長六尺巾六尺  
外西田橋 村の西方 悪水堀の上流に架す 長六尺巾六尺  
後河原東橋 村の北方 悪水堀の上流に架す 長六尺巾六尺  
柿沼村 大川橋 妻沼道に属す 村の東方 原堀の中程に架す 長七尺巾七尺 305
宮前橋 妻沼道に属す 村の北方 西浦堀の下流に架す 長一間巾一間 石木交造  
思川橋 妻沼道に属す 村の東方 思川の上流に架す 長一間巾一間 木石交造  
北川原橋 妻沼道に属す 村の北方 西浦堀の上流に架す 長一間巾一間 木石交造  
上奈良村 上り戸橋 葛和田道に属す 村の中央 前久保悪水の中程に架す 長八尺巾六尺 307
道角橋 妻沼道に属す 村の東南 前久保堀の下流に架す 長八尺巾六尺  
新開橋 村道に属す 村の西南 前久保堀の上流に架す 長八尺巾六尺  
北郭橋 村道に属す 村の西方 南用水の上流に架す 長八尺巾六尺  
中奈良村 新田街道に属す 村の東方 用水堀の中程に架す 長八尺巾四尺二寸 311
村道に属す 村の北方 入胎堀の中程に架す 長二間巾四尺五寸  
村道に属す 村の東方 用水堀の中程に架す 長八尺巾四尺二寸  
下奈良村 名付戸橋 新田街道に属す 村の南方 玉井堰の中程に架す 長三間巾五尺五寸 317
休心橋 葛和田道に属す 村の巽の方 大堀の中程に架す 長二間巾四尺  
上中條村 青木橋 行田道に属し村の東南大塚村界 青木堀分流の下流に架す 長二間巾九尺 261 埼玉郡
中島橋 行田道に属し村の南方 青木堀分流の上流に架す 長二間巾九尺  
大天橋 行田道に属し村の西南 関堀の上流に架す 長一間半巾四尺  
村道に属し村の西南 大天橋の下に架す 長一間巾三尺  
前橋 村道に属し村の東南 新堀の中流に架す 長一間巾二尺  
間橋 行田道に属し村の中央 小溝に架す 長四尺巾三尺  
淨蓮寺橋 行田道に属し村の中央より少北 差鍋堀の上流に架す 長一間半巾一間  
八幡橋 村道に属し村の東方にて 差鍋堀の中流に架す 長一間半巾一間  
西橋 熊谷道に属し村の西方 差鍋堀の下流に架す 長一間半巾一間  
水越橋 行田道に属し村の北方 木城堀の上流に架す 長一間巾四尺  
堤橋 熊谷道に属し村の西北 釜屋敷堀の上流に架す 長一間巾四尺  
今井村 行人橋 葛和田河岸道に属す元標より戌の方三町 北今井用水堀の中流に架す 長二間巾一間 265
社口橋 村路に属す元標より亥の方二町十六間 北今井用水堀の中流に架す 長二間巾一間  
淨光橋 村路に属す元標より北東三町四十七間 北今井用水の下流に架す 長二間巾一間  
沼田橋 葛和田河岸道に属す元標より乾の方二町五十九間 大道堀の上流に架す 長一間一尺巾五尺  
新井橋 葛和田河岸道に属す元標より西少南の方二町四十二間 中今井用水堀の上流に架す 長二間巾一間  
光照橋 酒巻道に属す元標より北の方一町二十間 中今井用水堀の中流に架す 長二間巾一間  
大道橋 酒巻道に属す元標より丑の方二町四十五間 中今井用水堀の下流に架す 長二間巾一間  
東橋 酒巻道に属す元標より東方三町三十間 十王堂の下流に架す 長一間一尺巾一間  
狐宮橋 熊谷道に属す元標より西少南二町五十六間 南今井用水堀の上流に架す 長一間一尺巾一間  
関橋 村道に属す元標より南少西の方一町三十五間 南今井用水堀の中流に架す 長一間巾五尺  
柊木橋 熊谷道に属す元標より東少南の方三町二十間 南今井用水堀の中流に架す 長一間一尺巾五尺  
五反田橋 熊谷道に属す元標より東少南の方四町三間 南今井用水堀の末流に架す 長一間巾五尺  
石代橋 熊谷道に属す元標より巽の方四町十間 石代堀の中流に架す 長一間巾五尺  
遠西橋 熊谷道に属す元標より申の方三町六間 中堀の上流に架す 長一間巾一間  
稲荷橋 村路に属す元標より未の方三町七間 中堀の上流に架す 長一間巾五尺  
中橋 熊谷道に属す元標より南少東四町三十六間 中堀の中流に架す 長一間巾五尺  
赤城橋 熊谷道に属す元標より南方五町 赤城堀の上流に架す 長一間巾五尺  
天神橋 村路に属し元標より南方八町五十八間 小曽根落堀の下流に架す 長二間巾一間  
清水橋 熊谷道に属し元標より南少西六町四十六間 小曽根落堀の中流に架す 長二間巾一間  
新田橋 行田道に属す元標より未の方五町四十四間 小曽根落堀の中流に架す 長一間巾五尺  
高堀橋 熊谷道に属す元標より南少西七町五十四間 小溝に架す 長一間巾五尺  
小曽根村 天神橋 熊谷道に属す村の南方字向河原 天神堀の上流に架す 長九尺巾四尺 271
清水橋 村路に属す村の南方字下川原 天神堀の下流に架す 長一間巾四尺  
源吾橋 熊谷道に属す村の東端今井村の界 内出堀の下流に架す 長九尺巾四尺  
下橋 村道に属し源吾橋の西 内出堀の下流に架す 長五尺巾三尺五寸  
中橋 村道に属す下橋の西少北 内出堀の下流に架す 長五尺巾四尺  
上橋 村道に属し下 内出堀の上流に架す 長五尺巾四尺  
南西川橋 村道に属す村の西方柿沼村界 中堀の上流に架す 長五尺巾四尺  
北浦橋 野径に属し村の北方 中堀の下流に架す 長五尺巾四尺  
泉橋 村道に属し今井村の界字北浦 中堀の下流に架す 長五尺巾四尺  
落合橋 酒巻河岸道に属す村の北境字西河原 落し堀の下流に架す 長一間巾四尺  
西河橋 村道に属す字西川原落合橋の南少西 落し堀の上流に架す 長一間巾一間  
向河原橋 熊谷道に属し字向河原天神橋の西南 清水堀の源に架す 長一間巾四尺  
薬師前橋 村道に属す村の南方字下川原 薬師堀の上流に架す 長一間巾四尺  
妻沼橋 妻沼道に属す村の西方字西川原 北落し堀の上流に架す 長一間巾一間  
和尚橋 酒巻河岸道に属し村の北方字北浦 大河堀の下流に架す 長二間巾一間  
大塚村 行田町に至る里道字東沢の正南角にありて新堀用水の下流に架す 長一間巾五尺 282
池上村 高橋 熊谷道に属し村の中央 小宮用水の下流に架す 長二間巾五尺 (注)小宮は古宮の誤りだろう 302
上之村 小宮橋 熊谷道に属し元標より東の方五町四十二間 用水小溝に架す 長八尺巾六尺 316
下宿橋 熊谷道に属し元標より東少南二町二十間 用水小溝に架す 長九尺巾八尺  
五田塚橋 熊谷道に属し元標より西の方四町二十三間 陣鍬堀の上流に架す 長八尺巾六尺  
富士の宮橋 熊谷道に属し元標より西の方八町十間 用水小溝に架す 長六尺巾六尺  
町田橋 熊谷道に属し元標より西少南十町四十七間 郷戸堀に架す 長八尺巾六尺  
中西橋 熊谷道に属し元標より西少南十一町四十六間 用水小溝に架す 長五尺巾六尺  
寺橋 熊谷道に属し元標より申の方十五町三間 熊谷駅界用水小溝に架す 長一丈巾六尺  
葭原橋 支道に属し元標より戌の方八町二十一間 用水小溝に架す 長一丈巾五尺  
中宿橋 支道に属し元標より申の方三町五間 用水小溝に架す 長七尺五寸巾五尺  
秋葉橋 支道に属し元標より西南四町二十二間 用水小溝に架す 長八尺巾五尺  
吉原橋 支道に属し元標より南少西方八町五十五間 用水小溝に架す 長四尺五寸巾三尺五寸  
旧浅間前橋 村道に属し元標より東の方二町五十間 用水小溝に架す 長七尺五寸巾五尺  
四方寺橋 村道に属し元標より東南十一町二十一間五分 悪水小溝に架す 長六尺三寸巾四尺  
西浦橋 村道に属し元標より西少北七町五十三間 用水小溝に架す 長九尺巾五尺  
衣川橋 村道に属し元標より申の方七町五十五間 用水小溝に架す 長六尺五寸巾三尺  
熊野橋 村道に属し元標より坤の間五丁五十間 用水小溝に架す 長八尺巾四尺  
吉原浦橋 村道に属し元標より南少東三丁五十間 用水小溝に架す 長七尺巾四尺五寸  
下河内橋 村道に属し元標より巳の方八丁二十八間 用水小溝に架す 長七尺巾四尺五寸  
琵琶の湖橋 村道に属し元標より巳の方八丁四十五間 用水小溝に架す 長七尺巾四尺五寸  
井戸町橋 村道に属し元標より巳の方十丁十一間 用水小溝に架す 長七尺巾四尺  
杣殿橋 村道に属し元標より東南十三丁五十二間 悪水小溝に架す 長七尺巾四尺  
前田橋 村道に属し元標より東南一丁三間五分 用水小溝に架す 長八尺巾六尺  
宮の前橋 元標より辰の方四丁四十間 用水小溝に架す 長五尺巾三尺五寸  
箱田村 清兵衛橋 新田道に属す元標より坤の方六町五十一間 成田用水堀の上流に架す 長三間巾六尺五寸 322
下宿橋 酒巻河岸道に属す元標より南方二町十五間五尺 郷戸堀の上流に架す 長二間巾五尺五寸  
中宿橋 酒巻河岸道に属す元標より南方一町二十七間 字三郎堀に架す 長七尺巾六尺八寸  
上宿橋 村道に属す元標より北方十八間 字三郎堀の中流に架す 長五尺巾六尺  
三郎橋 村道に属す元標より艮の方二町二十七間 字三郎堀に架す 長一間巾四尺  
灰替戸橋 酒巻道に属す元標より北の方四町五十二間四尺 字三郎堀の末流に架す 長一間巾四尺  
平戸村 *清水橋 行田道に属し村の東戸出村の界 上忍川の下流に架す 長三間巾九尺 325
精進橋 上之村に至る支路 源宗寺落堀の上流に架す 長二間巾八尺  
石橋 行田道に属し 字門前堀の下流に架す 長六尺巾八尺  
戸出村 *清水橋 行田道に属し 上忍川の下流に架す 長三間巾九尺 平戸戸出両村の修繕に係る 329
根際橋 行田道に属し 悪水小堀に架す 長一間巾七尺  
新田前橋 行田道に属し 悪水小溝に架す 長一間巾七尺  
道北橋 行田道に属し 用水堀に架す 長一間巾七尺  
村道に属し字釜在家にて 前川用水の上流に架す 長一間巾一間  
太井村 砂原橋 村道に属し村の中央より北の方 砂原堀の上流に架す 長四尺巾九尺 332
御番橋 村道に属し 砂原用水の支流に架す 長六尺巾六尺  
手子池橋 行田道に属す 蒲原用水堀の下流に架す 長六尺巾二間  
北橋 村道に属し村の中央 蒲原用水の上流に架す 長六尺巾九尺  
庚申橋 村道に属し村の中央 蒲原用水の中程に架す 長六尺巾六尺  
沼橋 村道に属し村の西端 蒲原用水堀の上流に架す 長六尺巾六尺  
天神前橋 村道に属し蒲原橋の北 砂原用水堀の上流に架す 長六尺巾六尺  
堅田橋 村道に属し手子池橋の北にあり 用水小溝に架す 長四尺巾九尺  

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